「その1」では、高齢者のフレイルと血圧と死亡率の関連について書きました。 年齢が上がるにつれ、腎機能が低下する人も多いでしょう。慢性腎臓病(CKD)となった高齢者の最適な血圧はどうなっているのでしょうか? 今回の研究では
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高齢者は安静にするとどんどん筋肉が低下する
何らかの痛みがあると、人間は安静にしがちです。もちろん、急性期には無理に動かないことが必要な場合もあります。しかし急性期を超えても、ずっと安静にしている人がいます。 困ったことに、医師の中にもずっと安静を指示する医師もい
高齢者の高血圧の治療は死を早めるかもしれない その1
日本には本当にフレイル(虚弱)な高齢者多いですね。野菜中心の食事も要因の一つでしょう。 地域在宅高齢者5,104名 (平均年齢71.7歳、 女性51.6%)を対象とした分析では、フレイルの有病率は11.5%(予備群、32
降圧薬開始と骨折のリスク
高齢者ほど血圧を下げる意味があるのかどうか、非常に疑問です。動脈硬化が進行しているのに、薬で無理矢理血圧を下げたら、脳をはじめ様々な臓器の血流は低下してしまうでしょう。 今回の研究では、長期療養型介護施設に入居している高
動物性の脂は高齢者のフレイルを防ぐかもしれない
フレイル(加齢により心身が衰えた状態、虚弱)の最も大きな原因の一つが筋肉の減少でしょう。多くの高齢者は筋肉の減少に無頓着です。腰が痛い、膝が痛いなどと言って、安静にしがちです。食事は野菜が健康的だと思い込まされているので
認知的に健康な高齢者でも様々な薬の影響で自動車運転に悪影響がある
高齢者による自動車事故が増加しています。しかし、その原因の一部は医療にもあります。医師が処方する薬には副作用があり、運転のパフォーマンスを低下させる薬もあるからです。ただでさえ認知機能や判断力、瞬発性が低下する年齢で、さ
薬で弱らされている高齢者
多くの高齢者は非常にたくさんの薬を飲んでいます。もちろん、医師が処方していて、患者も良かれと思い飲み続けています。その中で最も代表的な薬の一つが血圧を下げる降圧薬でしょう。 血圧が高いことは心血管疾患のリスクになりますが
たくさん薬を飲んでいるのは処方カスケードではありませんか?
高齢者ともなれば、山のように薬を飲んでいる人が珍しくありません。いわゆるポリファーマシー、多剤併用の状態です。どうしてそうなってしまうかというと、もちろん高齢者では様々な症状が出てきてもおかしくはないのですが、一方で一つ
高齢者の総コレステロールと死亡リスク
今日の夏井先生の記事に紹介されていたギャグ漫画「名古屋以外全部壊滅」は名古屋出身の私にとっては最高でした。 「キットカットカットカントカンカッタノニナンデカットカンカッタン?」 「オミャーガキットカットカットカントカンテ