新型コロナウイルスワクチンはどれほどの犠牲が出れば中止されるのであろうか?

私は明らかに、新型コロナウイルスのワクチン接種が始まってから、帯状疱疹が増加していると思っています。ある論文によればワクチンによる帯状疱疹のリスクは1.8倍です。(ここ参照)

しかし、驚くことに患者が皮膚科を受診し、ワクチンとの関連について聞くと、完全否定されることが珍しくありません。帯状疱疹だけでなくその他の症状についても、「全くワクチンとは関係ない」と言われた、とよく聞きます。「因果関係はわからない」というのであれば理解できますし、実際に因果関係は証明が難しいでしょう。しかし完全に否定することはできないはずです。日本の医師たちはどうしてしまったのでしょう?みなさんお忙しいので、情報を得る時間もないのでしょうか?それともそんな末端までお金が回っている?私にはまだ回ってきていないだけ?それとも帯状疱疹のワクチンを勧めるには絶好のチャンス?

どんどん医療が医師の手から離れていき、製薬会社にコントロールされるようになってきてしまっているように感じます。ツアー客のようにガイドである製薬会社が振る旗の後ろに列を作らなければならないのでしょうか?私のように列に並ばない人は、どこかに取り残されてしまうのでしょうか?

さて、高知大学の報告は非常に興味深いです。(この論文参照)

ファイザーのmRNAワクチンの初回接種から2週間後に発症した成人水痘が、3週間後の2回目接種に伴ってさらに増悪し、3ヶ月間に渡って遷延した症例を経験しましたそうです。この皮膚症状は水疱とともに有痛性の皮膚血管炎を伴っており、抗ヘルペス薬内服を使用することで治癒しました。新型コロナウイルスワクチン接種後に水痘帯状疱疹ヘルペス感染症が多く報告されていますが、3ヶ月も遷延持続した症例は非常に稀です。そして、その皮疹部を調べると、なんとCOVID-19のスパイク蛋白が検出されたのです。つまり、ワクチンの副作用としてmRNAがコードするスパイク蛋白が皮膚病態に関与している可能性を示唆されたのです。ワクチンのスパイク蛋白はすぐに消えるはずでした。全身にも影響がないはずでした。しかしウソでした。皮膚の病変部にまでスパイク蛋白が認められ、しかも3か月後でも残存していたのです。皮膚に悪さをするのですから、心臓な他の臓器に悪さをしても不思議ではありません。

広島大学からの報告です。(この論文参照)

ワクチン接種後のサイトカインストームの4例の症例報告です。サイトカインストーム免疫の暴走で、最悪死亡する可能性があります。実際、この4例の報告はワクチンの 2 回目の投与後の死亡例です。コントロールと比較して、ワクチン接種後の症例では、390個の遺伝子がアップレギュレートされ、115個の遺伝子がダウンレギュレートされていることがわかりました。重要なことに、好中球の脱顆粒とサイトカインのシグナル伝達に関与する遺伝子がアップレギュレートされました。この結果は、ワクチン接種後に免疫調節不全、サイトカインストームが発生したことを示唆しています。最後に、「解熱剤を使用していても、接種後に40℃を超える異常な高熱が出た場合は、十分な観察と注意が必要です」と結んでいます。ワクチン接種後に高熱が出たことを笑いながら自慢げに話す人もいます。一歩間違えればサイトカインストームに襲われていた可能性もあります。

そして、順天堂大学から出された論文では、角膜移植した移植片がワクチン接種後に拒絶反応を起こしました。(この論文参照)

2021年4月から12月の間に発表された論文を検索したところ、新型コロナワクチン接種後の急性角膜移植拒絶反応を起こした21人の患者 (23眼) に関する13の論文が見つかりました。移植片拒絶反応は、ワクチン接種後 1 日から 6 週間(平均10.4日)の間に発生しました。9 眼 (39.1%、9/23 眼) はワクチン接種後に角膜移植片不全、つまり移植した角膜が機能しない状態になりました。角膜移植と拒絶反応の間隔は14日からなんと25年(中央値は2年)です。20年以上も問題なかった角膜が、ワクチン接種後に拒絶反応を起こしたのです。ワクチンが免疫機能に大きな影響を与えたと考えられます。

どれだけの副作用、後遺症を起こしたら、このワクチンは中止されるのでしょうか?もちろん全体から見たら、影響を受ける人の数は非常に少ないでしょう。しかし、誰がそれに当たるかわかりません。そして、当たった副作用によっては、日常生活に大きな支障をきたす場合もありますし、死んでしまうこともあります。そもそも健康な人に行うワクチンの安全性はもっともっと高くなければなりません。そして、弱毒化して普通の風邪になったウイルスにワクチンは必要ありません。ロシアンルーレットは参加しなければ弾には当たりません。

とにかく中止しないと次の犠牲者が出てしまいます。ガイドの旗の後ろを歩けば安全な場所に連れて行ってくれるとは限りません。自分で考え、自分で行動することが、今こそ重要です。

4 thoughts on “新型コロナウイルスワクチンはどれほどの犠牲が出れば中止されるのであろうか?

  1. 全面的に賛同します。わかりやすく論文紹介していただき、ありがとうございます。
    私の周りの新コロワクチン接種者の中に、今までに問題なかった臓器などが急におかしくなった人が複数名います。死にかけた人なども。スポーツマンで元気だったのに心臓が弱ったりなど。私からみれば、ワクチン副作用のために、より弱いところで問題が発生したと考えます。
    人間の免疫機構は相当複雑で、現時点でも理解できている部分が極一部ではないのでしょうか?
    その免疫を理解せずに、免疫を悪化させる新コロワクチンは本当に止めたほうがいいです。

    1. いくさん、コメントありがとうございます。

      仰るように人間の免疫機能は複雑すぎて、いまだによくわからないことも多くあるでしょう。
      それなのに中途半端な知識で免疫を操ろうとする人間がこのような不幸なことを招くのでしょうね。
      人間に備わった本来の免疫が最強であると思っています。

  2. 私も私の家族(妻、息子)も一度も新型コロナワクチンを打っていません。話し合って決めたものではなく、それぞれが自分で考え決めた結果、たまたま家族の意見が一致したものですが誰一人感染していません。
    そして脳出血の為、意識レベルが低下し長期入院中の母親(88歳)も私の判断で接種を拒否しました。当該病院は2年以上も面会謝絶ですが、母親を含め、複数人、複数回の感染者が出ています。長期缶面会謝絶(私も2年以上、母親の顔も見ていません)で感染対策を徹底しているはずの病院でも感染者は出ている状況を考えると一般人がいい加減なマスクをしたり消毒をした(気になっている)事にどれほどの効果があるのか疑問です。どう考えても経済を回すことのほうが優先されるべき時期をとっくに過ぎていると思います。
    母親は状況からして超ハイリスク患者のはずですが、重症化する事もなく回復しました。全て偶然とか運が良かったと言ってしまえばそれまでですが、そうなのでしょうか。疑問だらけです。

    1. 西村 典彦さん、コメントありがとうございます。

      感染を含めて病気にお金が絡む以上、医療がビジネスとして行われてしまいます。
      コロナバブルを終えたくない人はいっぱいいるでしょう。
      また、感染対策という名目で面会させなければ、恐らくスタッフの仕事量は減少します。

      ワクチンに関しては医療従事者は完全に思考停止になっている人が多いと思います。
      私自身は初期の新型コロナも別に怖くありませんでしたが、
      弱毒のオミクロンになってもまだ、初期の頃のレベルの話をしている医師や医療従事者が大勢いるのです。
      敢えてそうしている医師もいるでしょうし、単に知識をアップデートできていない人もいます。
      今年の8月の超過死亡は全国で大幅に増加しています。これをワクチンとつなげて考えない方が無理があります。

Dr.Shimizu へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です