新型コロナウイルスワクチンは若い女性の生理の変化を有意に増加させる その2 中高生も注意

新型コロナウイルスのワクチンは本当に若い女性にも安全でしょうか?このワクチンはおそらく人間でも卵巣にも到達します。そして影響を及ぼす可能性が高くなります。

以前の記事「新型コロナウイルスワクチンは若い女性の生理の変化を有意に増加させる その1」では、ノルウェーの18〜30歳の3972人の女性から収集されたデータに基づいた研究について書きました。今回もノルウェーからで、年齢層はさらに若い12歳~15歳です。ノルウェーでは12~15歳の子供に1回の接種のみが推奨されていました。どんどん打て打ての日本とは大きく違いますね。生理のある7,565人が対象です。

下の表は12〜15歳の7,565人の少女の新型コロナワクチン接種(1回目の単回投与)および コロナ感染状況による、報告された生理異常のパターンとその割合です。(表は原文より改変)

ワクチン接種済み(n = 6196)ワクチン未接種、新型コロナ感染なし
(n = 985)
ワクチン未接種、新型コロナ感染歴あり
(n = 384)
ワクチン接種前ワクチン接種後
生理異常あり22.6%25.1%22.3%33.0%
出血量が多い4.7%7.3%2.8%5.1%
通常よりも長い期間の出血3.9%5.4%2.0%4.0%
生理の間隔が短い5.5%6.3%4.9%7.0%
生理の間隔が長い7.7%7.5%8.2%16.7%
不正出血3.1%3.1%3.0%3.0%
いつもより生理痛が強い6.4%6.9%6.9%7.3%
出血のない生理痛5.8%5.2%5.1%8.3%

まず重要なのは、ワクチン接種の有無にかかわらず、何らかの生理の異常はこの年代では一般的に起きていることです。それでも、ワクチン接種前後で生理の出血量が多くなったり、いつもよりも生理で出血している期間が長くなった人が多いようです。さらに、ワクチン未接種で感染歴がある人を見てみると、感染なしよりも明らかに整理異常が多くなっています。この研究の行われた期間を見てみると、2021年の秋です。つまり、オミクロンの前の新型コロナであるので、まだオミクロンよりは毒性がかなり高い時期の感染です。その頃のコロナはACE2受容体を介して感染していった頃です。卵巣にもACE2受容体があるので、その頃の感染は卵巣に影響を与えたと考えられます。

しかし普通の風邪となったオミクロン株はおそらく卵巣には影響はほとんどないでしょう。

下の表は1,468人のワクチン接種を受けた12~15歳の少女で、ワクチン接種前の生理と比較した、ワクチン接種後の最初の生理での生理異常のリスクを示しています。

RR (95% CI)
出血量が多い
1.60(1.43~1.80)
通常よりも長い期間1.39(1.22~1.59)
短い間隔1.19(1.07~1.32)
長い間隔1.15(1.05~1.27)
生理痛が強い1.14(1.04~1.26)

出血量が多くなるリスクは1.6倍、いつもよりも長い期間出血があるリスクは1.39倍でした。

スペインの研究でも、ワクチンの種類や接種回数に関係なく、女性(18~45歳)の65% がワクチン接種後に生理異常を感じました。それらのほとんど ( n= 484 人中 316 人) は、生理に複数の変化があったと報告しました。ほぼ半数はワクチンを5か月前に接種していて、症状が残っているので、生理異常が5か月以上残っていることを示しています。

日本では、このような状況にも関わらずまともな調査も行われていないでしょう。日本産婦人科学会も日本小児科学会もお構いなしにワクチン推奨を続けています。患者が増えることはうれしいのでしょうね。(ちなみに眼科では「新型コロナウイルスワクチン接種後の眼炎症性疾患発症の実態調査」というものを始めました。ワクチン接種後に眼の炎症疾患を発症したという報告が相次いだにも関わらず、ワクチンを接種し続けながら調査です。患者を増やし続けながら調査もする?ということでしょう。)

日本では「こどもコロナプラットフォーム」というところで調査が小規模に行われました。

https://www.kodomocorona.com/2022/05/31/gekkei/

生理異常は50%が3か月以内に改善しているものの、35%は改善していない結果となっています。

以前の記事「(閲覧注意!)新型コロナウイルスワクチンの後に多くの女性がまれな異常な生理を経験しているかもしれない」で書いたようなことも起きています。

また、ある記事によると、欧州医薬品庁 (EMA) の専門家は新型コロナワクチンの中には重度の月経出血を引き起こす可能性があると警告し、これを副作用のリストに追加することを推奨しているそうです。データを精査した結果、「多量の月経出血の発生がこれらのワクチンと因果関係があるという合理的な可能性が少なくともある」と結論付けました、と書かれています。

子供のワクチン接種を決めるのは親です。卵巣に影響を及ぼし、将来不妊や卵巣がんなどになる可能性はありかもしれません。しかし、それがわかるのは将来です。ワクチンを接種してすぐに生理に異常をきたすようなワクチンが、本当に安全でしょうか?新型コロナの怖さを植え付ける人は、いまだに古いデルタ株までに起きたことを持ち出してくることも多いでしょう。今のオミクロン株は普通の風邪です。若い世代には重症化や死亡のリスクはほぼゼロです。たとえワクチンを接種しても感染します。

厚労省の報告ではこれまで(2022年12月13日現在)コロナでの女性の死亡者数は10代6人、20代18人、30代42人です。(他の死因での死亡者も含んでいる可能性は大です。)

一方ワクチン後は(男女合わせてですが、10月9日現在、一部最近までの数値が混ざっています)10歳~19歳 重篤533人、死亡12人、20歳~29歳 重篤830人、死亡33人、30歳~39歳 重篤876人、死亡40人です。

あなたにとってそのワクチンは本当に必要ですか?子供の将来まで考えたときに、それでも自分の子供に接種させますか?

 

「Menstrual disturbances in 12- to 15-year-old girls after one dose of COVID-19 Comirnaty vaccine: Population-based cohort study in Norway」

「COVID-19 Comirnaty ワクチンを 1 回接種した後の12歳から15歳の少女の月経障害: ノルウェーでの人口ベースのコホート研究」(原文はここ

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