以前の記事「新型コロナウイルスワクチンは肺塞栓症や脳梗塞を増加させる?」で書いたように、CDCは今年の初めに、65 歳以上の人に2価の新型コロナワクチンを接種した後 21 日以内に虚血性脳卒中のリスクが増加する可能性があることを警告しました。
最近有名な医学雑誌のニューイングランドジャーナルオブメディスンに発表されたフランスの研究では、新型コロナウイルスのワクチンの接種後に起きている、脳卒中、心筋梗塞、肺塞栓症はとんでもない数になることを示しています。
50歳以上で、2022年10月6日から11月9日の間にブースター投与を受けたすべての人が研究に含まれており、1価のワクチンと2価のワクチンの接種者をマッチさせて、合計470,962人のワクチン接種者(平均年齢、72.6歳)を分析しました。97,234人(20.6%)が1価ワクチンを接種し、373,728人(79.4%)が2価ワクチンを接種しました。ワクチン接種後21日まで追跡したところ、心血管イベントは下の表のようになりました。(表は原文より改変)
心血管イベント | 2価ワクチン(n=373,728) | 1価ワクチン(n=97,234) | ハザード比(95% CI) |
虚血性脳卒中 | 114 (0.030%) | 34 (0.035%) | 0.86 (0.58–1.27) |
出血性脳卒中 | 43 (0.011%) | 14 (0.014%) | 0.86 (0.46–1.61) |
心筋梗塞 | 117 (0.031%) | 34 (0.035%) | 0.92 (0.62–1.36) |
肺塞栓症 | 62 (0.017%) | 22 (0.023%) | 0.83 (0.49–1.40) |
4つのイベントすべての合計 | 335 (0.090%) | 104 (0.107%) | 0.87 (0.69–1.09 |
「ブースター投与の21日後、1価ワクチンの接種者と比較して、2価ワクチンの接種者の間で心血管イベントのリスクが増加したという証拠は見つかりませんでした。だからこの結果は、新型コロナの二価ワクチンの継続的な使用に関する安心を提供します。」と書かれています。1価のワクチンは安全だったから、それと比較してリスク増加がないので2価のワクチンも安全だよ、と言っています。えっ?
しかし、この4つのイベントの合計を見てみましょう。1価も2価も発生率は0.1%前後です。約1000人に1人は脳卒中か心筋梗塞か肺塞栓症が起きているのです。とんでもない数字でしょ?出血性脳卒中以外は血栓性のものだと考えられます。もちろん、プラセボとの比較ではないので、実際の発生率はわかりませんが、これらのイベントは通常重篤で、致命的になる可能性すらあるものです。それがワクチン接種後21日以内に50歳以上の1000人に1人の割合で起きているのです。安心なんかできません。恐ろしいワクチンです。
こんな危険なワクチンを脆弱な高齢者に何度も接種すれば、日本の死者数の爆増も当然の結果でしょう。
新型コロナワクチンの即時中止を。
「Stroke, Myocardial Infarction, and Pulmonary Embolism after Bivalent Booster」
「2価ブースター後の脳卒中、心筋梗塞、および肺塞栓症」(原文はここ)
飴と鞭で、
マイナンバーカードは作ればポイント付与、
作らないと社会保障削られてしまう。
現在行われている旅行支援制度もワクチン接種などが前提に
なったりしています。
鈴木武彦さん、コメントありがとうございます。
今の政府は歯止めが効いていません。やりたい放題ですね。
ワクチンを打ってなくても心血管イベントは発生しますからね。
論文に記載されている通り、先立つ
November 22, 2021
Myocardial Infarction, Stroke, and Pulmonary Embolism After BNT162b2 mRNA COVID-19 Vaccine in People Aged 75 Years or Older と
September 2022
Risk for Myocardial Infarction, Stroke, and Pulmonary Embolism Following COVID-19 Vaccines in Adults Younger Than 75 Years in France で、
1価ワクチン接種によりリスクの増加が無いことが確認されていますので、2価のワクチンも安全という結論で問題ないですよ。