iFoodの大豆めんを食べてみた

iFoodという企業をご存じでしょうか?医療機器メーカーが立ち上げた食品事業の新会社のようです。低糖質、糖質制限食の商品を今後展開していきたいそうで、そのiFoodから3月に発売された低糖質の「大豆めん」を送っていただきました。この大豆めんは人工甘味料、人工着色料などの添加物を一切使わず、国産大豆を使用しているそうです。

どれくらい糖質をカットしているかというと、(図はホームページより)

糖質は乾麺で6.2gですが、ゆで麺は茹でたお湯を捨てることにより、そこに出た糖質が減るため、ゆで麺の糖質は1.3gしかないそうです。それをスープと合わせても1食2.1~3.1gです。スープの栄養素は次のようです。

まずは外箱、「低糖質といえば」という言葉がこれからの糖質制限食を出していく意気込みを感じます。麺とスープが2食分一緒になって包装されています。1食分ずつの方が良いかも?

ゆで時間は3分なのですぐに調理できます。

早速試食して血糖値測定をしてみました。

食前30分後60分後90分後
しょうゆ和風スープ931029186
しょうゆ中華スープ75868792
みそスープ82949493

中華スープの時だけセカンドミールで、ファーストミールの4時間後です。和風とみそは16時間以上の絶食後です。時間があまりなかったので、2時間後までではなく90分後までの血糖値の測定ですが、どれも30分後に10前後上昇しています。誤差範囲なのかもしれません。糖質制限をしているので、生理的なインスリン抵抗性が高い状態なので、糖質量に対して血糖値が上がりやすくはなっています。しかし、それでも、血糖値の10の増加は糖質量として5~6gくらいは入っている感じがします。茹でた麺の糖質がそこまで低下していなかった可能性はあるでしょう。茹で時間の問題でしょうか?

まあそうだとしても、血糖値の10の増加程度で収まっているので、糖質制限でも十分問題なく食べられますね。

そして、もう1回は朝の空腹20kmランの後に食べました。オーソドックスなしょうゆ和風スープで、そのままでは物足りないので、舞茸と卵を入れて作りました。

盛り付けしました。

血糖値は食前84mg/dL、30分後87、60分後85、90分後82、120分後81と血糖値はびくともしませんでした。ちょっとした運動後だと筋肉がブドウ糖を取り込みやすいから、変動がほとんどなかったのかもしれませんね。

量はがっつり食べる私としては少なめですが、そこまでたくさん食べない人はちょうどいいかもしれません。肝心の味ですが、しょうゆスープはシンプルなしょうゆ味で、麺は正直言って、大豆麺としては非常においしいと思います。他のうどんやラーメンやソバ、パスタとは別物です。一番近いのはソバですね。ですから、個人的には一番和風な感じのレシピが合うと思います。ホームページのレシピも多くはソバです。

個人的には中華が一番おいしいと思いました。

似たような商品に「ZENB」というのがありますが、これは大豆めんではなく、黄えんどう豆というものが原料で、糖質オフと言いながら、一食分で糖質が37.6~42.5gとお話になりません。豆腐干という麺もありますが、中国産が多いので、躊躇します。大手のキッコーマンも低糖質麺として大豆麺を出していますが、麺だけで24.4gもあり、スープなどを合わせると30g超えで、スーパーで買えるのは良いのですが、これも話にならないレベルですし、大豆はアメリカ産です。

日本産大豆のまーめんというものがあります。こちらは麺だけで、糖質量は1玉あたり5.1gとなかなかの良いレベルです。スープは付いていません。

味については、私はまーめんよりも今回のiFoodの大豆めんの方がおいしく感じました。のどごしはつるっとした、というところまではいきませんが、まーめんよりものどごしが良いです。まーめんより大豆麺のボソボソ感もあまり感じませんでした。

うどんとも違うし、ラーメンやソバとも違うのですが、麺類を食べたい人には非常に良い選択でしょう。つるっとしたのどごしで欲しいのであれば、紀文の糖質0麺などのこんにゃく麺の方が良いかもしれません。

興味があれば食べてみてください。お試しは4食980円(送料別)だそうです。(購入ページはここ

4 thoughts on “iFoodの大豆めんを食べてみた

  1. 情報ありがとうございます。
    私は糖質ゼロ麺にパスタソース(糖質が少ないもの)をかけたのが好きです。カルボナーラなら超低糖質で自作できますし(糖質0ベーコン山盛り)。
    こういった食材がもっと増えると良いですね

    1. Caesiusさん、コメントありがとうございます。

      様々な糖質をおさえた商品が出てきていますが、「ロカボ」がはびこってしまい、
      「適正糖質」などという訳の分からない言葉までできて、複雑化してしまっています。
      ロカボ商品は結構糖質量が多いものがあるので注意が必要ですね。

  2. 筋トレ系YouTuber動画が、面白くて
    見ています。
    食事に関しても、身体を張ってるせいか、下手な栄養士やトレーナーより
    説得力があります。

    ただボディビルダーの為、極端な減量と
    増量を繰り返し、増量期は1日で
    10,000kcal程、主に炭水化物で
    摂取。

    自覚しながらとはいえ、血糖値乱高下
    に伴う疲労度はハンバ無いようです。

    1. 鈴木武彦さん、コメントありがとうございます。

      ボディビルは健康のためにやっているわけではありませんので、それはそれでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です