10月も職場では健診があります。そんなにいらないと思っても、やらざるを得ません。まあ、検査しても大きな変動はありません。食事が変わっていないの、変動も少ないです。検査項目も減らしていますが、春に測定しなかったのでインスリンも測定してみました。
2023年10月 | 2023年4月 | |
空腹時血糖値mg/dL(110未満) | 84 | 93 |
空腹時インスリン値μU/mL(2.2~12.4) | 2.4 | – |
HbA1c%(6.2未満) | 5.0 | 5.2 |
インスリン抵抗性 HOMA-IR(1.6以下) | 0.5 | – |
インスリン分泌能 HOMA-β(40~60) | 41 | - |
尿酸mg/dl(3.6~7.0) | 5.1 | 5.1 |
中性脂肪mg/dL(50~149) | 29 | 48 |
総コレステロールmg/dL(150~219) | 352 | 338 |
HDLコレステロールmg/dL(40~80) | 97 | 96 |
LDLコレステロールmg/dL(70~139) | 240 | 212 |
中性脂肪/HDLコレステロール比(1.3以下) | 0.3 | 0.5 |
クレアチニンmg/dL(0.65~1.09) | 0.81 | 0.79 |
BUNmg/dl(8.0~20.0) | 21.4 | 20.7 |
eGFRmL/min | 76.9 | 79.5 |
AST(GOT)U/L(10~40) | 15 | 14 |
ALT(GPT)U/L(5~45) | 14 | 12 |
γGTPU/L(79以下) | 19 | 20 |
総蛋白g/dL(6.5~8.2) | 7.1 | 7.2 |
アルブミンg/dL(3.7~5.5) | 4.6 | 4.6 |
血色素量(Hb)g/dL(13.6~18.3) | 13.5 | 13.8 |
白血球数/μL(3500~9700) | 4050 | 4130 |
赤血球数万/μL(438~577) | 437 | 451 |
ナトリウムmEq/L(135~145) | 142 | 141 |
カリウムmEq/L(3.5~5.0) | 3.7 | 3.9 |
カルシウムmg/dL(8.6~10.2) | 8.9 | 9.0 |
マグネシウムmg/dL(1.7~2.6) | 2.3 | 2.3 |
亜鉛μg/dL(80~130) | 93 | 90 |
私にしてみれば、どのデータも問題ありません。
しかし毎回、健診の医師から、「要治療」だというコメントがあります。もちろん、それはLDLコレステロールが高いからです。今回は240mg/dLですからね。普通に受診して診察を受けていたら、「血管詰まるぞ」「死ぬぞ」と脅されていたでしょうね。
糖質制限をしているので、中性脂肪も非常に低く、HDLコレステロールも非常に高く、酸化ストレス非常に少なく、糖化も非常に少ないでしょうから、LDLコレステロールが高くても何が問題なのか、私には理解できません。恐らく検査の前に数日糖質を多めに摂取すれば、LDLコレステロールはスタチン医者のお望みの値になるのではないかと思いますが、私は望んでいません。
私にはスタチンのような毒がこれほど多くの人に処方されていることの方が不思議です。
人間の代謝を無視した薬を使えば、その歪みは必ずどこかに出てきます。医学教育は治療第一でしょう。しかし、最も重要なのは予防ですし、次に治療した場合の副作用が重要です。治療と称して患者を傷つけていたのでは問題です。スタチンは得られる利益よりも有害性の方が高いでしょう。薬の副作用が軽視され、マッチポンプが行われているのに気づいていない医師も多いでしょう。
いずれにしても、職場の健診で異常値が出た場合、再検査や治療を強制しないでほしいですね。それは本人の自由ですし、強制されることは今流行りの「ハラスメント」です。
現代医療ハラスメントですね。
私事ですが、鍼灸マッサージや
柔道整復師の資格があるので、
今後その方面に職業シフト予定です。
糖質制限の利点もお客さんに
啓蒙出来るくらいになりたいです。
鈴木武彦さん、コメントありがとうございます。
私はできる限り本人がやる気がないことは無理には勧めません。
ガイドラインも無視して、自分が良いと思った治療をしています。
それが合わなければ、他の医師にかかれば良いと思っています。
医師はいっぱいいるのですから。
でも、意外(?)にもガイドラインを守らない治療は、10数年来の症状が1回とか数回の治療で改善することが珍しくありません。
職業シフト、成功されることを祈っております。