ロバート・F・ケネディ・ジュニアが保健福祉長官となり、どんどんアメリカの医療が変革されています。今回の出生時のB型肝炎ワクチン接種が変更になるようです。(ここ参照)
アメリカ予防接種実施諮問委員会(ACIP)は、12月5日に「ウイルス検査で陰性となった女性から生まれた乳児に、出生時接種を含むB型肝炎ワクチンを接種するかどうかを親が個別に決定することを推奨することを決定」しました。素晴らしい判断です。当たり前でしょう。なんで新生児にB型肝炎ワクチンが必要なの?恐らく一生B型肝炎ウイルスに出会わずにいる人がほとんどです。血液や体液を介して感染するウイルスですが、医療従事者でさえ、毎日危険にさらされているわけではありません。そして、なにより新生児は性交渉をしないでしょう?いつ感染するっていうの?
大人に売れないワクチンを無理やり乳児に接種するなんて、医療ではありません。
ある研究(ここ参照)では、1999年以前に出生した3~17歳の男児について、新生児B型肝炎ワクチン接種に関連する自閉症診断を調査しました。新生児期にB型肝炎ワクチン接種を受けた男児は、接種経験のない男児や生後1か月以降にワクチン接種を受けた男児に比べて、自閉症診断の可能性が3倍高かったのです。
ある研究(ここ参照)では、アメリカの6歳未満の小児におけるB型肝炎ワクチンと健康被害との関連性を調べました。 ワクチンは、関節炎の可能性5.91倍、急性耳感染症の発症の可能性1.60倍、咽頭炎/鼻咽頭炎の発症の可能性1.41倍、と関連していることが判明しました。つまりワクチン接種で子供の健康状態は悪化していたのです。
ある研究(ここ参照)では、チックの男児では、生後1ヶ月以内では1.65倍、生後2ヶ月以内では1.64倍、生後6ヶ月以内では2.47倍、チメロサール(水銀)含有 B 型肝炎ワクチン受ける可能性が男性の対照群よりも有意に高く、チックの女性は、生後6ヶ月以内に4.97倍、チメロサール(水銀)含有 B 型肝炎ワクチン受ける可能性が男性の対照群よりも有意に高かったのです。
子供の研究ではありませんが(ここ参照)、VAERSデータベースに記録された報告に基づくと、19~49歳の成人におけるB 型肝炎ワクチン接種後120日以内に発症した多発性硬化症の比例報告率(PRR)と報告オッズ比(ROR)は他のワクチン接種と比較して、PRRは3.48~5.56、RORは3.48~5.62でした。つまり、B 型肝炎ワクチン接種後に報告される多発性硬化症の症例は、他のワクチン接種後と比較して最大5倍以上多かったのです。
また、別のVAERSデータベースに記録された報告に基づく報告(ここ参照)によると、破傷風含有ワクチンと比較して、B 型肝炎ワクチンを投与された成人では、多発性硬化症の可能性5.2倍、、視神経炎14倍、、血管炎2.6倍、関節炎2.01倍、脱毛症7.2倍、全身性エリテマトーデス(SLE)9.1倍、関節リウマチ18倍、血小板減少症2.3倍増加と、多くの自己免疫疾患と関連していました。
さらに、問題なことに、乳児に接種したB 型肝炎ワクチンは、真にリスクにさらされる可能性がある大人まで効果が持続しない可能性が高いのです。
ある研究(ここ参照)では、医療分野に進む若者(平均年齢18歳)291人を評価し、B 型肝炎ワクチンのB型肝炎に対する持続的な免疫の指標として抗体価を評価しました。これはタイの研究ですが、タイは2か月目、4か月目、6か月目に接種するDTPワクチンにB 型肝炎ワクチンを混合したワクチンを接種してるようです。小児期のワクチン接種率が94%以上であったにもかかわらず、若者のおよそ93%がHBs抗体価10mIU/ml未満であったことが示されました。B型肝炎に対する長期免疫を有していたのはわずか6.9%であったのです。これでは、何のために小さい頃にワクチンを接種したのかわかりませんね。
この年齢におけるB 型肝炎ワクチンのワクチン接種スケジュールはほとんど意味をなさないのに、これまで正当化されてきました。しかし、やっと変わろうとしています。リスクのみで、ほとんどメリットのない小児へのB 型肝炎ワクチンが当たり前に接種されていることは大問題です。
日本もアメリカに追随できるでしょうか?新型コロナワクチンに対する国の姿勢を見ると変われないでしょうね。親が変わるしかありません。