PPI(プロトンポンプ阻害薬)は3大マッチポンプ薬の一つです。様々な問題を起こすPPIですが、高血圧にも関連しています。 今回の研究では、WHO の薬物安全性データベースである VigiBase からの実際のデータを使用
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GLP-1受容体作動薬による反復嘔吐によって引き起こされる重度の逆流性食道炎
糖尿病や肥満の薬、GLP-1受容体作動薬の副作用で有名なのが、消化器症状、その中でも嘔気嘔吐があります。 今回は症例報告です。70歳代女性。2型糖尿病および肥満度3(BMI51.1 )の診断にて他院医師より、GLP-1受
高齢者のスタチンは死亡率が増加するかもしれない
高齢者で既往もないのに、LDLコレステロール値が高いという理由だけでスタチンを投与されている人が非常に多いでしょう。本人もコレステロールは悪玉だと洗脳されているので、何の疑いもなく、ずっと飲み続けています。 今回の研究で
アメリカは一律の出生時のB型肝炎ワクチン接種をやめようとしている 素晴らしい!
ロバート・F・ケネディ・ジュニアが保健福祉長官となり、どんどんアメリカの医療が変革されています。今回の出生時のB型肝炎ワクチン接種が変更になるようです。(ここ参照) アメリカ予防接種実施諮問委員会(ACIP)は、12月5
ファイザーのmRNAインフルエンザワクチンの失敗 その2
「ファイザーのmRNAインフルエンザワクチンの失敗 その1」の続きです。その1で治験の対象が18~64歳であったことを書きました。でも、本来であれば、もっと脆弱な65歳以上を対象とすべきですよね? はい。65歳以上を対象
ファイザーのmRNAインフルエンザワクチンの失敗 その1
新型コロナワクチンで凝りもせず、インフルエンザワクチンもmRNAワクチンにしようとしています。しかし、ファイザーのmRNAインフルエンザワクチンは失敗に終わりました。もちろん、論文では失敗ではなく成功だと思わせています。
糖尿病治療薬のSGLT2阻害薬は包茎や陰茎がんのリスクを上げる
以前の記事「包茎も糖質過剰症候群?」で書いたように、包茎は糖質過剰摂取で、恐らく尿糖が増加することで起こると考えられます。子供のころはみんな包茎ですが、大人になりおちんちんの皮は剥けてきます。しかし、50歳以降が包茎の発
市販後調査でRSウイルスワクチン(アブリスボ)に関連する妊婦の安全性シグナルが多数だけど本当に安全なの?
日本小児科学会は、「妊婦への接種が推奨または考慮されるワクチン」という声明を2025年10月7日に発表しました。産婦人科学会ではなく小児科学会です。なぜかというと、妊婦さんにワクチン接種をして、ワクチンで産生された抗体が
肺炎球菌ワクチンは有効性がないどころか入院や死亡リスク増加をもたらす
肺炎球菌ワクチンは現在、高齢者に対して定期接種となっています。厚労省のホームページには、次のように書かれています。 「高齢者に対する肺炎球菌ワクチンによって、重症な肺炎などにかかることを予防できます。65歳の方と、60~
スタチンによる人格や気分の変化 その2 誰かを傷つけてしまう前に…
スタチンには様々な副作用がありますが、人格の変化、易怒性、攻撃性などの精神科的副作用もあります。スタチンを処方する医師は、このような副作用を知らないか、知っていても無視しているのかもしれません。 「その1」でも様々な症例