勃起不全(ED)は加齢とともに自然に起きるものではありません。心血管疾患の一部です。そして、糖質過剰症候群です。
以前の記事「立(勃)たなくなったら糖質制限?」でも書いたように、EDにはインスリン抵抗性が大きく関係しています。
今回の研究では、EDと全原因死亡率および原因別死亡率との関連性を調査しています。40~70歳の男性1,709人のED患者を平均15年間追跡調査しています。(図は原文より)
上の図は、勃起不全のレベルに応じた、1,000人年あたりの全原因および原因別死亡率です。全原因死亡および心血管疾患死亡は、ED の重症度が増加するにつれて増加しています。
年齢調整後では、完全なEDは全原因死亡リスクは1.82倍、心血管疾患死亡リスクは1.93倍、その他の原因による死亡リスクは2.23倍でした。
中等度/完全な ED の男性と ED がない/最小限の男性を比較した場合、全原因死亡リスクは1.60、心血管死亡は1.87倍でした。
糖質過剰摂取ではインスリン抵抗性が高くなり、動脈硬化を進行させ、血管の内皮機能障害を起こし、血管拡張を減少させてEDになるのではないかと思います。
EDが少しでも現れ始めたら、すぐに糖質制限をしましょう。
「Erectile Dysfunction and Mortality」
「勃起不全と死亡率」(原文はここ)
