大谷翔平選手がまた素晴らしい活躍。本当に言葉にならないぐらい凄いです。実は私は大谷選手がメジャーでは1年目からは通用しない、と思っていました。球速は速いと言われていても、打者の手元で伸びるようなストレートではないことや、ボールの違いもあるので、難しいと考えていました。
そして、オープン戦でその考えが間違いではないと思ったのです。全くいいところなしでしたから。メジャーの記者からも「高校生レベル」と酷評されていました。
しかし、シーズンが始まるや否や、違う人ではないかと思うくらいの活躍は皆さんご存じの通りです。そして、今日は12奪三振、1安打という完璧な投球。しかも四球も1個。ちゃんとボールのコントロールがされているのです。そして、三振のすべてが空振りです。打者が膝をつくようなシーンもたびたびありましたし、ストレートでも3~4つ三振を取っています。
本当にワクワクします。そして、ごめんなさい。
大谷選手が日本ハムに入団したのは本当に正解でした。そして、栗山監督も素晴らしい決断をして、大谷選手に二刀流をさせました。大谷選手が栗山監督と出会っていなければ、このような漫画の世界のような大活躍は見ることができなかったでしょう。
そして、高額な契約など関係なくメジャー挑戦ということを純粋に選んだというのも、本当に野球が好きなんだなと思います。現在の様々なスポーツでの異常なまでの高額契約を考え直す機会なのかもしれません。
これからは大谷選手のことをどの球団も研究してくるので、これまでのようにはいかないかもしれませんが、それにしてもワクワクします。
日本ハムという球団も、こんなに簡単にメジャーに行かせたことは凄い決断だったと思います。もう2年所属させればかなりの金額が入ってきたのに、それを捨てて送り出したのです。
しかし、そのような日本ハムは今年もう一つすごい決断をしました。新球場を札幌ではなく、隣の北広島に作ることにしたのです。札幌市民をこんなに簡単に捨てるのはなぜでしょうか?北海道にプロ野球の文化が根付いたとでも勘違いしているのでしょうか?私から見るとまだまだ根付いてはいません。関東のように少し離れた場所でもお客さんが来るような地域は良いですが、北海道は少し離れると人があまり住んでいません。そして、札幌の人と関東の人では行き来することに要する時間の感覚が全く違うと思います。関東では通勤や通学に1時間も2時間もかけることが珍しくはないでしょう。でも、札幌ではそれは非常に珍しいことです。
札幌から離れた場所にわざわざ足を運ぶようなファンがどれぐらいいるでしょうか?休みの日であれば良いですが、平日のナイターは3割は減るでしょう。お客さんを運ぶJRも輸送能力が低く、ただでさえ新千歳空港に行ったり、空港から乗ったお客さんでいっぱいになることもあるJRです。試合が重なれば全く輸送能力は限界を越えます。しかも簡単には増便もできないので、かなりお客さんの不満は高まると思われます。
しかし、せっかく新しいものを作るのですから、素晴らしいものを作っていただけると思います。期待しています。そして、これからも日本ハムから素晴らしい選手が出ることも期待したいと思います。ところで清宮選手の話題は全く聞かなくなりましたね。
Ohtani’s stuff is straight NASTY.#TipOfTheCap for an amazing performance. pic.twitter.com/t4iCaBjDvV
— MLB (@MLB) 2018年4月8日