みなさんの安静時心拍数はどれくらいでしょうか?測定は簡単に自分でもできるので、一度測ってみてください。手首の親指側に反対の手の指を当てて、拍動している回数を1分間数えるだけです。もちろん血圧計などを持っていれば、それで血
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糖質制限
2型糖尿病患者におけるβ細胞欠損とβ細胞アポトーシスの増加
2型糖尿病ではインスリン抵抗性だけでなく、インスリン分泌障害が起きることにより、血糖値が高くなることがあります。すい臓のβ細胞量の減少がこれに寄与している可能性があります。 今回の研究では124人の剖検(死亡した人から解
1日3食しっかり食べると急性心筋梗塞後の改善が悪くなる
いまだに多くの専門家、マスコミは1日3食しっかりと、バランスの良い食事が健康に有益であると洗脳をし続けています。本当に1日3食が良いのであれば、急性心筋梗塞後の改善にも良いはずです。 今回の研究では、心筋梗塞後にインター
レムナントコレステロールと高血圧や2型糖尿病との関連性
コレステロールに善玉、悪玉はありません。どれも同じコレステロールです。違いはそれを運ぶリポタンパク質です。LDLコレステロールは悪玉コレステロールと不名誉な呼び方をされてしまっていますが、もちろん、その中で悪いものがある
2型糖尿病の高齢者における筋力と筋肉の質の低下
筋肉の量は、そのまま筋力を示しているわけではありません。高齢者、特に糖尿病の人では筋肉があっても筋肉の質が低下するようです。 今回の研究では、糖尿病の高齢者485人と糖尿病でない高齢者2,133人の握力と膝伸筋の強さおよ
糖質過剰摂取は脳を老化させる
糖尿病は認知症の危険因子としてよく知られています。しかし、これは糖尿病という病気が認知症を起こすわけではありません。根本原因が同じだからです。アルツハイマー病は3型糖尿病と呼ばれているくらいで、その根本原因は糖質過剰摂取
人工甘味料が体重に与える影響のエビデンス
製薬会社がスポンサーの研究の結果が歪められているように(「ある薬が他の薬よりも効果的であるように見える理由」参照)、食品業界の関係する研究も同様のことが起きています。 今回の研究では人工甘味料業界がスポンサーとなるかどう
糖質制限は肥満高齢者の内臓脂肪やインスリン抵抗性の低下をもたらす
日本でも肥満の高齢者が増加しているように思います。代謝や身体機能が衰えていく時期に肥満であれば、さらに様々な慢性疾患や身体機能の障害を起こす可能性が高くなるでしょう。 肥満は運動不足で起きるのではなく、食事の間違いで起き
心房細動はがんと関連している?
最も一般的な不整脈の心房細動ですが、心房細動が発症したら、少し注意をした方が良いかもしれません。 今回の研究では心房細動とがんのリスクについて調べています。 対象はベースラインで心房細動およびがんのない26,222人の男
血糖値とがんの発症および致死的がんのリスク
がんは糖質過剰症候群です。血糖値の上昇ががんリスクの増加と関連していると考えられます。 今回の研究は、以前の記事「コレステロールとがん発生率」でも取り上げた、メタボリックシンドロームとがんプロジェクト(Me-Can)とい