糖尿病と内臓脂肪と冠動脈プラークの関連性

心臓の冠動脈の脆弱な非石灰化プラークは、有害な冠動脈イベントを引き起こす破裂のリスクが高くなります。そして内臓脂肪の量は、脆弱な冠動脈プラークの特徴と密接に関連していると考えられています。 糖尿病がある人とない人では、冠

症状が無くても血糖値が高いと冠動脈のプラークが増加する

心臓の専門家はLDLコレステロールに固執しています。一部の人はコレステロールは関係ないと気づいているでしょうが、学会やガイドラインには逆らえないのでしょう。 今回の研究では、耐糖能の状態、つまり正常血糖または前糖尿病また

糖質制限でケトーシスになっている人が糖質制限を止めたらどうなる? その2

今回は「その1」の続きです。まずはOGTT(経口ブドウ糖負荷試験)についてです。その1でも示したように、フェーズ1(P1)は糖質制限でケトーシスの状態、フェーズ2(P2)は糖質制限を止めた糖質過剰摂取の状態、フェーズ3(

30歳で2型糖尿病と診断されると平均余命が14年短くなる可能性がある

2 型糖尿病の有病率は、特に若い年齢層で急速に増加しています。推定では、糖尿病のある人は糖尿病でない人より平均して6年早く死亡することが示唆されているそうです。(こことここなど参照) 今回の研究では、糖尿病の診断時の年齢

生理がインスリン感受性に与える影響

女性は生理(月経)中に血糖値の変動が変化しています。糖尿病の方では自分で測定して知っている人もでしょう。また、生理周期によって食欲や体重さえも変化することもあるでしょう。 それはインスリンの感受性、特に脳のインスリン感受