腎臓結石、尿管結石も糖質過剰症候群 その3 尿のpH
尿路結石の要因の一つで重要なのが、尿のpHの低下、つまり尿が酸性化することであると言われています。 では、糖質過剰摂取だと尿は酸性化するのでしょうか?糖質過剰症候群の代表である肥満との関連を見てみましょう。 今回の研究で
尿路結石の要因の一つで重要なのが、尿のpHの低下、つまり尿が酸性化することであると言われています。 では、糖質過剰摂取だと尿は酸性化するのでしょうか?糖質過剰症候群の代表である肥満との関連を見てみましょう。 今回の研究で
心房細動は臨床でよく遭遇する不整脈です。以前の記事「低炭水化物食と心房細動発症のリスク」で書いたように、低炭水化物食で心房細動のリスクが上がるなんていう研究は非常に問題があるものです。実際には低炭水化物でもないんでもない
「その1」「その2」「その3」の続きです。私自身の患者の経験では、糖質制限でアルブミン尿は激減します。尿アルブミン/クレアチニン比で300mg/g・CREを超えていた人がおよそ1か月の糖質制限で10以下の正常値になりまし
糖尿病性網膜症で網膜剥離が起きることがあります。 近畿大学の眼科のホームページを見てみましょう。(ここ参照) 牽引性網膜剥離 牽引性網膜剥離は増殖膜という膜により、網膜が引っ張られて剥がれる病気です。こちらも一度剥がれて
以前の記事「アルブミン尿は糖質過剰摂取で増加する その1」で書いたように、恐らくアルブミン尿の最大の原因は糖質過剰摂取でしょう。 そうであるなら、インスリン抵抗性が高い状態ではアルブミン尿が増加すると考えられます。 実際
インスリン感受性の低下は、末梢のインスリン抵抗性としてよく知られており、末梢組織におけるインスリン作用が効きにくい状態であり、高インスリン血症、脂質および耐糖能の障害を引き起こします。これまでもインスリン抵抗性の指標はい
心臓の冠動脈の脆弱な非石灰化プラークは、有害な冠動脈イベントを引き起こす破裂のリスクが高くなります。そして内臓脂肪の量は、脆弱な冠動脈プラークの特徴と密接に関連していると考えられています。 糖尿病がある人とない人では、冠
糖尿病治療の世界ではSGLT2阻害薬が現在一押しでしょう。しかし、この薬の効果を認めれば認めるほど、糖質制限の素晴らしさを認めざるを得なくなってきています。あれだけケトン体を悪者扱いしていたのに、SGLT2薬の効果のメカ
心臓の専門家はLDLコレステロールに固執しています。一部の人はコレステロールは関係ないと気づいているでしょうが、学会やガイドラインには逆らえないのでしょう。 今回の研究では、耐糖能の状態、つまり正常血糖または前糖尿病また
今回は「その1」の続きです。まずはOGTT(経口ブドウ糖負荷試験)についてです。その1でも示したように、フェーズ1(P1)は糖質制限でケトーシスの状態、フェーズ2(P2)は糖質制限を止めた糖質過剰摂取の状態、フェーズ3(