糖尿病網膜症は世界的に視力障害、失明の主な原因であり、失明の原因としては第2位とか3位とか言われています。10年前の研究(ここ参照)になりますが、日本では50~60代の人の失明原因の第1位です。 糖尿病網膜症は高血糖への
投稿者: Dr.Shimizu
インフルエンザには麻黄湯 その2 大人の場合
「その1」では、インフルエンザに対する麻黄湯の効果に関して、小児について書きました。今回は大人の場合です。 今回の研究では、インフルエンザ治療における麻黄湯の有効性を確かめるために、タミフル(オセルタミビル)またはリレン
口の中のpHはほんのわずかな糖質でも大きく低下する
ステファンカーブってご存じですか?ステファンカーブとは、口の中のpH(酸性かアルカリ性かの度合い)の変化を示したグラフです。pHは食事をとるごとに変化します。食べ物や飲み物が摂ると、脱灰(歯が溶ける)と再石灰化(修復)を
血糖値が上がりにくいというパラチノースはどうなんだろう? その1
ちょっと前ですが、コメントをいただきました。 最近、「パラチノース」は吸収が遅く血糖上昇が遅いため、脂質代謝を阻害しないのでは?ということで、特に自転車業界では、人気が高いようですが、いかがでしょうか? パラチノース(一
ドクターシミズのウルトラランナーへの道2024冬 第7回沖縄100Kウルトラマラソン
昨日、12月15日日曜日、ずっと走りたいと思っていた沖縄100Kウルトラマラソンを走ってきました。結果は、見事完走です! この時期にウルトラを走るのは、無謀かな?と思っていました。それは北海道が冬になってしまい、外を思う
日本で販売されている飲料中のブドウ糖、果糖、砂糖含有量の分析
日本でも糖質入りドリンクがいっぱい販売されています。糖質は様々な疾患と関係しているのに、多くの人は無防備です。しかも、フルーツジュースやスポーツドリンク、ヨーグルト系はあたかも健康的な飲料と捉えている人もいます。 今回の
インフルエンザには麻黄湯 その1 小児の場合
冬になり、風邪をひく人が多くなってきています。インフルエンザも増加してきているようです。 インフルエンザビジネスは、不安や恐怖を与えて、病院で検査をさせて、必要のない抗インフルエンザ薬を処方します。特別な感染症とすること
ロカボの専門家が出した飽和脂肪酸は心血管疾患や死亡率とは関連していない論文
ロカボで有名な山田悟先生、この先生が唱えるロカボは中途半端で賛成はできませんし、ロカボの論文もまたショボい結果です。 今回、山田先生が良い論文を出してきました。まだプレプリントなので注意が必要です。 今回の研究では、心血
スタチンは帯状疱疹のリスクを増加させる
新型コロナワクチンの接種がものすごい数にのぼり、それに伴い帯状疱疹も非常に増加しました。もうコロナのワクチン接種をする人は、一部の情報弱者などに限られてきたように思われますが、相変わらず帯状疱疹は多い印象です。 帯状疱疹
喘息などの薬のモンテルカスト(シングレアおよびキプレス)の危険な副作用
多くの親は、子供が何らかの病気になったときに、心配で不安になり、専門家である医師を信じ、頼ろうとするでしょう。そして、その医師が出した薬がまさかひどい副作用を起こすなんて、ほとんど考えないでしょう。選択的ロイコトリエン受