ちょっと古いものですが、面白い研究があります。スタチンとは違うメカニズムによる脂質異常症の薬のフィブラートの有効性と安全性を評価したプロジェクトです。 冠動脈疾患の患者でクロフィブラートという薬を投与された1,103人の
投稿者: Dr.Shimizu
3.11 福島の原発事故の新生児への影響 原発はいらない!
2011年3月11日、未曽有の大地震を経験し、福島の原子力発電所がメルトダウンを起こし、今もなお放射能で汚染された大量の水が海に捨てられています。8年経っても事故を起こした原発の中の調査さえままならない状況です。 198
2019年3月の血液検査データ
糖質制限を始めてどれくらいたったでしょうか?最近血液検査をするたびに、毎回、このデータにどんな意味があるのかを考えています。基準値に収まれば健康で、その範囲を外れたら異常である、という単純なものではありません。食事が変わ
不健康なアスリート その2 睡眠時無呼吸
以前の記事「不健康なアスリート その1」ではかなりの若いアスリートがメタボの基準に引っかかっていることを書きました。今回は睡眠時無呼吸です。 睡眠時の呼吸の障害は中年に以降の問題ではありません。また、運動しているからと言
サインバルタに気をつけろ!
前回の記事「PPI(プロトンポンプ阻害薬)は電解質異常を引き起こす」では、PPIによる電解質異常について書きましたが、電解質異常を起こす薬はいろいろとあります。今回はサインバルタですが、この電解質異常は急激に起きてしまう
PPI(プロトンポンプ阻害薬)は電解質異常を引き起こす
以前の記事「PPI(プロトンポンプ阻害薬)は腎臓にも良くない」と同じ研究の記事です。今回は電解質異常です。 腎臓と同じように、1000万人以上のFDA有害事象報告システム記録の患者記録から、PPIを服用し、他の薬を服用し
マラソンなどで胃腸障害を起こすランナーに適した食事
マラソンなどの持久力の必要なスポーツでは、後半に胃腸障害を起こすことがあります。フルマラソンでも後半、道端で吐いている方もときどき見かけます。先日の東京マラソン2019でMGC出場を何とか決めた神野大地選手もフルマラソン
人工甘味料は決して安全なものではない
通常の食事をしていて、ダイエットのために少しでも糖質を減らそうと人工甘味料を使用している人もいるでしょう。また、糖質制限でも甘味が欲しくなり、人工甘味料を使用している人もいるかもしれません。 今回の閉経後の女性を対象にし
糖質制限は非アルコール性脂肪肝を劇的に改善する
糖質制限は血糖値が安定したり、HbA1cが低下したり、体重が減ったりするだけではありません。2型糖尿病の人が1年間糖質制限をすると非アルコール性脂肪肝が劇的に改善します。 非アルコール性脂肪肝は以前の記事「脂肪肝はただの
PPI(プロトンポンプ阻害薬)は腎臓にも良くない
以前の記事「PPI(プロトンポンプ阻害薬)は食道がんのリスクを高める」「PPI(プロトンポンプ阻害薬)は胃がんのリスクを高める」ではPPIの使用による胃や食道のがんの増加について書きました。今回は腎臓です。驚くべき数字で