以前の記事「がんサバイバーは二次がんリスクが高い」では、一次がんの後5年生存した人であっても通常よりも別のがんである二次がんのリスクが高いことを書きました。そしてそれは喫煙や肥満との関連も高いことがわかっています。 今回
カテゴリー: 食事
製薬会社の変なサプリ
健康食品やサプリメントは色々ありますね。健康食品会社のものであれば怪しいと思う人も多いかもしれませんが、製薬会社がサプリを出したら、ちょっとは効果があるとか、信用できるのではと思ってしまうかもしれません。 製薬会社のエー
運動の有無にかかわらず糖質制限は様々な改善を認める
糖質制限ではかなり体重減少を認めますが、それに運動をプラスするとさらに良い結果となるでしょうか? 今回の研究では、平均年齢22.2歳、BMI25.1の女性に4週間の糖質制限を行ってもらい、さらに3つのグループに分けて運動
インスリン投与量、HbA1c、体重の減少をもたらす実際の糖質制限の臨床使用
糖質制限の利点の証拠はどんどん増加中です。そして以前の記事「アメリカ糖尿病学会が出した歴史的なコンセンサスレポート 糖質制限を推進!」にも書いたようにアメリカ糖尿病学会は2019年のコンセンサスレポートで、糖質制限が最も
体重増加はエネルギーの摂りすぎ?
糖尿病になると栄養指導でカロリー制限(エネルギー制限)と運動の増加を指示されるでしょう。しかし、糖尿病に使用している薬によっては体重が増加していまうこともあります。体重増加は、摂取エネルギーよりも消費エネルギーの方が少な
レムナントコレステロール増加は高中性脂肪を表している
動脈硬化の原因となると考えられているレムナントコレステロールですが、レムナント自体が血中から血管壁に潜り込んで動脈硬化を起こすというのは考えにくいので、動脈硬化のリスクの高い人でレムナントコレステロールが高いことは結果で
アメリカ心臓病学会は中性脂肪を減らすためのライフスタイル介入として糖質制限を提唱 その3
以前の記事「その1」「その2」の続きです。糖質の種類による違いについて少し書かれています。 Type of Carbohydrate Simple sugars (including monosaccharides an
牛乳で乳がんリスクの上昇?女性はプロテインも注意が必要かもしれない
以前の記事「牛乳はインスリン分泌を大きく増加させる」で書いたように牛乳はインスリン分泌を増加させます。同時にIGF-1(インスリン様成長因子)も増加させます。また乳がんにはこのIGF-1が関連していると考えられています。