アルコール依存症の人がアルコールから離脱するのに、禁断症状に苦しむことがあると思います。 アルコールを飲み続けると、脳の神経細胞はブドウ糖ではなく、アルコールの代謝産物である酢酸ばかりをエネルギー源として利用するように変
カテゴリー: 食事
糖尿病や糖尿病予備軍は軽度認知機能障害から認知症になるスピードを加速させる
アルツハイマー病は3型糖尿病だと考えています。糖質過剰症候群です。糖質過剰摂取を続けていれば、認知症リスクは非常に高まってしまいます。 軽度認知障害の状態から認知症になるまでのスピードは、糖質過剰摂取を続けているとどうな
牛乳はインスリン分泌を大きく増加させる
小さい頃、背が高くなりたくて牛乳をたくさん飲んでいました。しかし、結果的には今はちんちくりんのおじさんです。遺伝だとは思いますが、もう少し背が欲しいと若い頃には思っていました。 子供の頃は「成長」と言いますが、大人になる
肥満に対する手術の適応
肥満診療ガイドラインというものがあります。それには違和感たっぷりなのですが、さらに、日本肥満症治療学会、日本糖尿病学会、日本肥満学会は合同で、肥満の2型糖尿病患者において糖尿病の寛解、薬物治療の減量・中止などの効果が期待
エリートアスリートは血糖値の変動が大きいかもしれない
前回の記事「極端な運動はミトコンドリアの機能障害につながる可能性がある」では、極端な運動が耐糖能障害やミトコンドリアの機能障害につながる可能性があるのでは、ということを書きました。 一般的には、アスリートはインスリンの感
低HDLコレステロールおよび高中性脂肪は新型コロナウイルス感染の重症度を予測する
新型コロナウイルス感染に関して、まだマスコミは相変わらずの煽るような報道で、「リバウンド」「第4波」の大合唱ですね。また、飲食業ばかりが狙い撃ちされるのでしょうね。専門家たちは危機感は煽るけど、なぜ日本やアジア諸国がこれ
子供に対するブドウ糖と果糖の違い
糖質の中でブドウ糖と果糖はその代表的なものですが、全く違うものです。当然体の中に入ったときに示す働き、反応も異なります。 今回の研究では、平均年齢13~14歳(11〜18歳)の子供を対象にしたものですが、脂肪肝の人とそう
フレイルにならないために自分で自分の体に責任を持つ
新型コロナウイルスにより、自宅からあまり外に出ない高齢者もいるかもしれません。しかし、一人でまたは夫婦や家族と外に出たからと言って場所を選べば感染リスクが上がるとは思えません。逆に活動性の低下は免疫力も低下し、病気や死亡
インスリン増加が先か肥満が先か?
肥満は多くの病気と関連しています。では肥満になったからインスリン抵抗性が増加してインスリン分泌が増えたのか、それともインスリン分泌が増加したから肥満になったのか、どちらでしょう? 60の研究の112のコホートからなる5,
80g程度の砂糖を追加するだけで肝臓の脂肪の生産は2倍になる
糖質過剰摂取で脂肪生成が増加することはわかっていますが、適度な量ではどうでしょうか?まあ、糖質制限をしていると「適度」というのは存在しないように思えますが、通常の食事を摂っている人にとって「適度」というのを考えてみましょ