久しぶりのブログ更新となってしまいました。週末私用で東京に一時的にいたのですが、帰りの飛行機が台風15号の影響で欠航となり、その次の日も台風の影響でなかなか帰ることができず、さらに仕事の調整など大変な数日でした。 それに
カテゴリー: 食事
GI値(グリセミックインデックス)は当てにならない
GI値(グリセミックインデックス)についてコメントをいただきました。ありがとうございます。 シミズ先生 いつも拝見させて頂いております。 糖質制限を行っていく上で毎回ご参考にさせて頂きております。 一点、シミズ先生のお考
ヨーロッパ心臓病学会とヨーロッパ糖尿病学会が共同で出した糖尿病、前糖尿病、および心血管疾患に関する2019 ガイドラインが酷い
ヨーロッパ心臓病学会(ESC)はヨーロッパ糖尿病学会(EASD)と共同で糖尿病、前糖尿病、心血管疾患に関する2019年版の新しいガイドラインを出しました。 その17ページに食事に関することが書かれています。その内容は、残
思春期前の子供の糖質過剰摂取は空腹感を増す
グレリンやペプチドYY(PYY)は食欲に関連し、中枢神経系との相互作用を介して空腹感と満腹感に影響を与える、腸によって生成される重要なホルモンです。グレリンは、胃の酸分泌細胞によって主に産生される食欲刺激ホルモンです。大
エリートアスリートは歯磨きをしっかりとしても口腔の健康状態が悪い
エリートアスリートの口腔の健康状態は非常に悪いと以前より言われています。ロンドンオリンピックでの調査では、 虫歯(55%)、歯の侵食(45%)、歯周病(歯肉炎76%、歯周炎15%) という、驚く結果でした。(その論文はこ
医師なら肥満患者に「太っている」ことを指摘すべき?
太っていることや痩せていることは健康であれば個性の範疇ですが、病気になってしまった場合、その病気によっては太っていることや痩せていることは病態の一部です。だから、病院を受診した肥満の患者に対して「太っている」と指摘するこ
超悪玉腸内細菌は糖質大好き
クロストリジウムディフィシルという「超悪玉」腸内細菌は、健康な人では「善玉」腸内細菌によって抑え込まれますが、抗生剤などの使用や免疫力の低い状態になると、非常に増加し、強い毒素を出し、腸の炎症や重度の下痢などを引き起こし
厳しいカロリー制限で体重減少し糖尿病が寛解…でもその後は?
以前の記事「2型糖尿病は慢性疾患ではない!医療が慢性にしているだけ」で、糖尿病を慢性化させているのは医療であり、食事を改善することにより逆転が可能であると考えられることを書きました。その際に取り上げたLancetの論文は
肥満関連がんはより若い年齢層にシフトしている
肥満に関連するがんとして13のがんが知られています。以前の記事「過体重、肥満関連のがんが40%を占める」でも書いたように、その13種類は髄膜腫、多発性骨髄腫、食道腺癌、甲状腺、閉経後の乳房、胆嚢、胃、肝臓、膵臓、腎臓、卵
3歳児でも1日10杯の不必要な砂糖を摂取している
糖質過剰摂取は生まれて間もないころから始まっています。小さな子供でも大量の必要のない砂糖を添加した、食べ物や飲み物を頻繁に摂取してしまっています。当然親が与えているのですから、親が考えなければなりません。 今回の研究は日