糖質過剰症候群 – ページ 3 – ドクターシミズのひとりごと

心房細動はがんと関連している？

最も一般的な不整脈の心房細動ですが、心房細動が発症したら、少し注意をした方が良いかもしれません。今回の研究では心房細動とがんのリスクについて調べています。対象はベースラインで心房細動およびがんのない26,222人の男

がんは糖質過剰症候群です。血糖値の上昇ががんリスクの増加と関連していると考えられます。今回の研究は、以前の記事「コレステロールとがん発生率」でも取り上げた、メタボリックシンドロームとがんプロジェクト（Me-Can）とい

多くの研究が、精神症状、特に不安やうつ病と胃食道逆流症（逆流性食道炎）との関連性を示しています。しかし、逆流するから不安やうつになるのでしょうか？逆に不安やうつだから逆流するのでしょうか？恐らく、胃食道逆流と不安やうつの

TyGインデックスはインスリン抵抗性のマーカーで、この数値が高いと様々な疾患のリスクが高くなることが示されています。（測定はここから）当然、心血管疾患は糖質過剰諸侯群なので、TyGインデックスの増加は冠動脈疾患と関連が

LDLコレステロール値を下げるために、専門家はスタチンを投与したがります。しかし、それによって糖尿病発症リスクが増加することには無関心です。今回の研究では、スタチンのランダム化比較試験から個々の参加者データのメタアナリ

以前の記事「高身長とがんのリスク」でも書いたように、身長が高い人はがんを発症するリスクが高くなります。今回の研究では、イギリスのミリオン・ウィメン・スタディに登録した1,297,124人の女性が対象です。登録時の平均年

痛風発作を予防するために尿酸値を6.0mg/dL以下に抑える治療が一般的に推奨されています。本当にそうでしょうか？無症候性高尿酸血症の人に痛風発作予防で尿酸値を抑えた方が良いのでしょうか？今回の研究では、1 回以上の健

肉が体に悪い？馬鹿げています。人類は肉を食べて進化してきました。我々は雑食ですが、肉食でもあります。肉は栄養価も高く、人類の体には必須です。今回の論文は、炎症性腸疾患の10人の症例報告です。症例報告はエビデンスレベルが

以前の記事「糖尿病薬？やせ薬？GLP-1受容体作動薬の副作用　その2　自殺リスク」で書いたように、米国食品医薬品局有害事象報告システム（FAERS）によると、2018年以降にGLP-1受容体作動薬のセマグルチドを服用して

LDLコレステロールが高いことを執拗に指摘し、スタチンを処方しようとする医師は多いでしょう。専門家たちはあたかも医学的な根拠があってやっていると思い込んでいます。エビデンスレベルで言えばメタアナリシスやシステマティックレ