PPI(プロトンポンプ阻害薬)を飲んでいる人は、PPIが胃がんのリスクを増加させることはみなさんよく知っていると思います。(「PPI(プロトンポンプ阻害薬)による胃がんリスクの増加をどれだけの人が知っているであろうか?」
カテゴリー: 糖質過剰症候群
インスリン抵抗性の代謝スコア その2 日本人では?
以前の記事「インスリン抵抗性の代謝スコア その1」で書いた、METS-IRが日本人にも適応できるのでしょうか? 日本人を対象にした研究3つを取り上げます。ただ、全て同じ施設、岐阜県の村上記念病院における健康診断プログラム
病院が積極的にスイーツを勧めたらダメでしょ
ビックリする記事がありました。(この記事参照) 「食物繊維とれるスイーツ」札幌の病院が開発 ローソンとコラボ 2/8(木) 毎日新聞 札幌市の市立札幌病院は、コンビニエンスストアのローソンを展開する「ローソン北海道カ
PPI(プロトンポンプ阻害薬)と胃食道逆流症と認知症リスク
何でこんなに多くの人がPPI(プロトンポンプ阻害薬)を飲んでいるのでしょうか?人間の体は欠陥商品で、いつかは胃酸が逆流しはじめ、PPIを飲まないとまともの人生が送れなくなるのでしょうか? 私は胃食道逆流症(逆流性食道炎)
糖尿病と内臓脂肪と冠動脈プラークの関連性
心臓の冠動脈の脆弱な非石灰化プラークは、有害な冠動脈イベントを引き起こす破裂のリスクが高くなります。そして内臓脂肪の量は、脆弱な冠動脈プラークの特徴と密接に関連していると考えられています。 糖尿病がある人とない人では、冠
長期の糖尿病でもあきらめないで糖質制限
当然、糖尿病と診断されて早ければ早いほど糖質制限で寛解になる確率は高いでしょう。しかし、長期の糖尿病で、インスリンなどが必要な状態でもあきらめずに糖質制限を行うことは非常に意味があります。 今回の研究では、6か月間糖質制
冠動脈アテローム性動脈硬化症における糖化LDL
LDLコレステロールはいまだに心血管疾患の原因だと考えている人がいます。そもそもLDLとコレステロールを一緒に考えている人さえいます。どちらも人間にとっては重要ですが、問題はLDLの質でしょう。 今回の研究では、冠動脈の
あけましておめでとうございます 今年もやっぱり糖質制限
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 青学強かったですね!個人的には駒澤大を応援していましたが、最近は駒澤が強すぎて、逆に混戦になった方が面白いので、他が頑張ってほしいと思いましたが…それが青
一部の血圧の薬は糖尿病発症のリスクを上げる
高血圧になると血圧を下げる薬が処方されます。それにより糖尿病になるなんて誰も考えていないでしょう。しかし、現実には血圧の薬で血糖値がすることがあります。もちろん医師はそのことを知っているはずですが。 今回の研究では、ベー
肥満の人の体重に対する糖質制限の長期的な効果は?
糖質制限の研究はどんどん増加しています。もちろん、糖質制限の「制限」の量、割合の定義が確定していないため、低炭水化物と言いながら実際には40%の炭水化物だということも珍しくありません。 そのことも踏まえて、今回の研究では