前回「5日間の高脂肪高エネルギー食負荷試験(人体実験) その1」の続きです。 突然ですが、リポタンパク質(a) Lp (a)は、心血管疾患の独立した危険因子と考えられています。あまり普段の検査でLp(a)を測定した経験は
カテゴリー: その他
リリカの安易な使用は止めるべし!
以前の記事「やっぱりリリカは効かない 副作用たっぷりの科学的根拠のない適応症」では、如何にリリカの効果が怪しいもので、如何に科学的な根拠もなく本来適応でないものに適応が拡大し、如何に本来では適応外の症状で多くの患者さんが
糖質制限はもはや当たり前? キャベツライス!
もはや糖質制限は世の中で完全に認知され、その広がりを感じます。糖質を制限するのは当たり前になってきているのではないでしょうか?この流れについてこれないのは、古い考えから抜けられない医師と古典栄養学を信じている栄養士だけか
五十肩(凍結肩)は高血糖が原因かもしれない
五十肩と俗に言われている凍結肩で苦しんでいる方もいると思います。50歳前後の人で、肩の動きが悪くなり、痛くて腕の可動域が非常に制限されます。 日本整形外科学会のホームページではその原因と病態について次のように書かれていま
やはり運動は大切 心肺機能の高い人は長生きする
運動は健康的と考えられていますが、過度の運動は心臓に負担をかけてしまう場合もあるでしょう。(「トライアスロンのような過剰な運動は男性の心臓を危機に陥れるかもしれない」など参照) しかし、座ってばかりの非活動的な生活では心
糖質過剰摂取とグリコカリックス
以前の記事「糖尿病とグリコカリックス」で書いたように、血管の内腔に生えている毛のような「グリコカリックス」が重要な役割を担っていると考えられています。動物実験ではたった20分間高濃度の血糖値にさらしただけでグリコカリック
食事を変えれば認知症を逆転できる 認知症逆転プロジェクトその1
以前の記事「食事を変えれば糖尿病を逆転できる」では、食事を変えることにより2型糖尿病が早期に改善し、逆転できる可能性が高いこと書きました。 今回は認知症の逆転です。認知症は非常に弱い臓器である脳の疾患であることや非常に多
臨床試験は製薬会社の思いのまま? 論文より自分を信じよう
インパクトファクターというものがあります。学術雑誌を対象として、その雑誌の影響度、引用された頻度を測る指標です。インパクトファクターが高い雑誌に載った論文の方が重要度が高かったり、影響力があったりすると考えられています。
アメリカとヨーロッパの糖尿病学会は糖質制限を正式に食事療法の一つと認定! 日本糖尿病学会は遅れている!
すでにアメリカの糖尿病学会は2008年から方向転換をはじめ、糖質制限を少しずつ認め、2013年から正式に低炭水化物食を認めています。今回「2型糖尿病における高血糖の管理2018 米国糖尿病学会(ADA)および欧州糖尿病学
大迫傑選手が2時間5分台 日本記録を更新!
フルマラソン日本新記録がまたも更新されました。期待の大迫傑選手が2時間5分台のタイムです。凄すぎです。 「ついにフルマラソン日本新記録が出た!設楽悠太選手素晴らしい走りでした!」で書いたように、今年の2月東京マラソンで設