先日のある記事で、新型コロナウイルスのオミクロン株では熱性けいれんを発症する割合が高いことが書かれていました。(この記事参照) そもそも感染しても発症しない子も大勢いるので、この割合がどのような意味があるのかは不明です。
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オミクロンで終わりにしよう!
連日、芸人やアイドルをはじめ様々な芸能人、スポーツ選手などの新型コロナウイルス陽性の報道がされています。こんな報道必要でしょうか?誰が感染しようが、検査で陽性になろうがいいでしょう?個人情報ですよ。本当はHIV感染と同様
術前の糖質を含んだ水分は止めるべきかもしれない その1
2000年の後半だったでしょうか?私がまだ無知だったころ、しかし臨床医としてはある程度十分な経験を積んだころ、日本にもERAS(Enhanced Recovery After Surgery)(術後回復能力強化)がやって
女性アスリートの尿失禁のリスクと利用可能エネルギー不足
尿失禁(尿漏れ)は比較的有病率が高く、ある中高年での調査では男性11.4%、女性34.5%でした。(ここ参照) アスリートは年齢的にも若いですが、やはり力を入れることも多いのか、男女ともに尿失禁の割合は高いようです。女性
食事と健康の関係について普通の医師に聞いても無駄である
我々医師は自分で勉強しない限り栄養については無知です。だから、通常の診療の中で普通の医師に食事と健康、食事と病気の関係について聞いても無駄です。私もまだまだです。それでも私自身は今でこそ、自信を持って患者さんの質問に答え
糖質制限はがん患者の生活の質を改善する
糖質制限食やケトン食だけでがんを克服することは無理でしょう。しかし、糖質制限には生活の質(QOL)を改善したり、再発や死亡してしまうリスクを減らす可能性があると思います。 現在はインターネット、SNSの広がりで、様々な情
経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)はかなり危険な検査かもしれない
糖尿病の診断に用いられる経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)は通常、75gのブドウ糖を含んでいます。75gですよ? コカ・コーラには100mlあたり11.2gですから、500mlのペットボトルでも56.5gです。それよりもさ
GIなんてやっぱりあてにならない
私自身はグリセミックインデックス(GI)とグリセミック負荷(GL)をあまり気にしていません。というよりも信頼していません。 食品、食事、健康における炭水化物の血糖との関係を考えることは重要だと思いますが、GIが使えるほど
砂糖たっぷり飲料と体重増加との関連はスポンサー次第?
スポーツドリンクなど砂糖がたっぷり入った飲料を頻繁に飲んでいれば、当然体重が増加すると予想されます。しかし、本当に影響を与えるかを分析してみると、そこにはスポンサーの影が見えてきます。 アクエリアスは現在、大谷翔平選手を
肥満は熱中症になりやすい
近年、アメリカの軍隊に入る新人兵士の肥満化が問題になっているようです。以前の記事「アメリカの兵士のケトン食」で書いたように、ちょっと古いですが、現役兵士の中で肥満と診断された兵士の数は、1998年には兵士全体の1.6%に