糖質過剰摂取は生まれて間もないころから始まっています。小さな子供でも大量の必要のない砂糖を添加した、食べ物や飲み物を頻繁に摂取してしまっています。当然親が与えているのですから、親が考えなければなりません。 今回の研究は日
カテゴリー: 病気
眼瞼下垂も糖質過剰症候群
まぶたが下がってしまい、瞳孔の上まで充分に上げられない状態である眼瞼下垂の中で、後天的に眼瞼下垂が起きるのは、一部の疾患の症状を除いて、加齢性の変化と考えられています。治療は通常手術を行います。 しかし、眼瞼下垂を起こす
スタチンの筋肉の副作用は実はものすごく多い
アメリカでは、スタチンの使用者を対象とした調査が行われております。USAGE調査(「アメリカでのスタチンの使用と教育のギャップについて」)は、アメリカで実施された10,100人以上のスタチン使用者を対象とした調査です。
高タンパク質摂取による有害性は? その3 アスリート
前回の記事「その2」で、タンパク質摂取とmTORの活性化について書きました。その最後の方で最近若いアスリートにがんが多いのでは?ということを書きました。ただ、これは私の印象であり、最近はがんになったことを公表する人が増え
運動はがんのリスクを低下させる
食事は非常に重要ですが、運動も大切です。運動は健康的であり、余暇の時間の活動、運動は死亡率やがんのリスクを低下させると考えられています。 今回の研究では、その運動とがんのリスクの関係を分析しています。余暇の身体活動の最も
高タンパク質摂取による有害性は? その2
人間だけでなく、生物には寿命があります。寿命を全うする前に老化というものがあります。老化の前には成長というものがあります。つまり、人間は生まれた後、成長し、老化し、死ぬのです。 成長の延長線上に老化というものがあります。
高タンパク質摂取による有害性は? その1
良いことずくめの高タンパク質摂取と思っていますが、糖尿病の人では少し注意が必要かもしれません。 「タンパク質はインスリン分泌を増加させるが、健康な人と糖尿病の人ではかなりの差がある」で書いたように、2型糖尿病の人ではタン
脊椎の手術を受ける前に
先日、芸人の方が手術後のストレスが要因でうつ病を発症したとして休養されました。発表によると、「昨年6月末、頚椎椎間板ヘルニアの手術を受け、継続的な内服の必要があるため、同年7月10日から10日間の休養を取っていた。手術の
肥満と様々な疾患の関連
肥満は最も一般的な糖質過剰症候群の病態です。BMIが高いことは様々な疾患と関連していることはこれまでも多く指摘されています。因果関係を示すには観察研究では交絡因子が多く、なかなか難しいと考えられています。そこで、メンデル
タンパク質摂取に対する根拠無き理想値 その2
前回の記事「タンパク質摂取に対する根拠無き理想値 その1」で私は食事でタンパク質を2~3g/kg摂っていると書きましたが、糖質制限をしていれば単純に計算しても、ほとんどの人がそれくらいの量になります。1日の摂取エネルギー