全国の新型コロナウイルスのPCR検査の陽性者が増加してきています。第3波という言葉をマスコミを中心に多用し、またまた国民を煽っています。別に新しい波ではないと思いますが?続きでしょう?冬だもの…。これまでにもインフルエン
カテゴリー: 病気
マグネシウムはLDLコレステロールを低下させるかもしれない
以前の記事「食習慣とLDLコレステロール」で書いたように、LDLコレステロール値に影響を与える栄養素はコレステロールそのものとは限りません。 糖質、飽和脂肪酸、DHAなどのほかにマグネシウムもLDLコレステロール値に関連
PPI(プロトンポンプ阻害薬)とすい臓がん
我々人類の体は様々な仕組みがあり、そのメカニズムは非常に複雑であり、現在の段階でわかっていることはごく一部でしょう。薬は進化の過程で獲得してきた複雑なメカニズムを強制的に変化させたり、阻害したりします。それによって体にと
糖尿病ではすい臓の体積が減少する
糖尿病ではインスリン抵抗性によりインスリン分泌が増加したり、β細胞が疲弊してインスリン分泌が低下したりします。 このとき、実際にすい臓はどうなっているのでしょうか? 今回の研究は41人のメトホルミンだけでHbA1c7.6
DHAはLDLを増加させる
以前の記事「オメガ3のDHAはLDL粒子を大きくしLDLコレステロールを増加させる」でも取り上げたDHAとLDLコレステロールの関連ですが、次のような続報のコメントをいただきました。 清水先生、こんばんは。 糖質制限下で
軽度認知障害(MCI)にはケトン体を、そうなる前に糖質制限を
認知症は世界的に増加しています。認知症の前段階と考えられている軽度認知障害(MCI)から認知症に移行するのは年10%程度と考えられています。 厚労省の以前の「認知症予防・支援マニュアル」では次のように書かれています。 「
勃起不全(ED)と冠動脈疾患との関連
おちんちんの血管は心臓の血管より細いです。そうすると動脈硬化の影響は、心臓よりもおちんちんに先に出ても不思議ではありません。 おちんちんの動脈硬化の影響は勃起不全(ED)としてあらわれます。 EDと冠動脈疾患の関連はどの
アラキドン酸とインスリン抵抗性
先日の記事「アラキドン酸は本当に炎症を促進するのか?」では、糖質制限をするとアラキドン酸の増加、およびオメガ6/オメガ3比とアラキドン酸/EPAの比の増加が起こることを書きました。そして、それにもかかわらず炎症は減少して
米国退役軍人省と国防総省の脂質異常症ガイドラインはかなり緩くなった
米国退役軍人省と国防総省の脂質異常症ガイドラインが改訂されました。その内容はかなり挑戦的です。そしてかなり緩いものになりました。(そのガイドラインはここ)(図は原文より) 上の図は治療のアルゴリズムです。一次予防のために