生物学的、生化学的事実として、コレステロールは人体にとって非常に重要です。このことを否定することは現在のところできません。だから、コレステロールを目の敵にすることは間違っています。 私たちの体は非常に多くの細胞が集まった
カテゴリー: がん
コレステロールの低下は大腸がんのリスクを増加させるかもしれない
以前の記事「赤肉には発がん性があるのか? その1」などでも書いたように、赤肉の摂取量が増加すると大腸がんのリスクが増加すると考えている人がいます。私は否定的ですが。 通常の考えでは赤肉を食べれば、飽和脂肪酸の摂取量も増加
アテローム性動脈硬化症は生まれた頃から始まっている その1
アテローム性動脈硬化症は、一体いつ頃から始まっているのでしょう? アテローム性動脈硬化症は生活習慣病、成人病から来るので、成人してから、中年以降に起こる病気という認識の方もいるかもしれません。もちろん実際に症状が現れるの
地中海式の食事は健康的か? エビデンスにだまされないように
地中海沿岸の国では、他のヨーロッパの国と比較して虚血性心疾患が少ないことから、地中海食が健康に良いのではと考えられ様々な研究がされています。その中での代表的な研究を見てみましょう。 エビデンスを非常に重要視されている方が
糖質制限での点滴 脂肪乳剤について
糖質制限をしている場合に、病気になって入院したりすると、点滴に対する不安があります。一部では糖質の入った点滴をしないように文書で渡す方もいるようです。 点滴が糖質ゼロのものを使ったとしても、長期の絶食ではエネルギーが必要
糖質制限とLDLコレステロール上昇5 ファスティングはLDLコレステロール値を上昇させる
これまで、糖質制限をしたときにLDLコレステロール値が上昇することがあり、その理由を考えてきました。(糖質制限とLDLコレステロール上昇1、2、3、4参照) ファスティングをしている方もいると思います。私も時々やります。
ほとんどの病気は進化とのミスマッチである
医学は目覚ましい発展を遂げてきました。そして、以前では治らなかった病気が治ることも可能になったり、以前であれば死んでいた病気でも死亡率が低下しました。 しかし、本当に医学は進歩しているのでしょうか?確かに、診断する技術が
LDLコレステロール値が低いと、驚くほど発熱、敗血症および悪性腫瘍の発生リスクが高くなるかもしれない
LDLコレステロールをいまだに医療の中では「悪玉」と考えている医師が多いのは事実でしょう。コレステロールそのものはLDLに含まれているものもHDLに含まれているものも同じであり、それを運んでいるLDLやHDLの質の問題が
2018年3月の検査データ
久しぶりに血液の検査をしました。先日、江部先生がご自身のデータを公開されていたので(江部先生のデータはこちら)、私もいつもは検査していない甲状腺の機能も検査しました。そしたら、意外や意外の結果です。 甲状腺機能 TSH:
PPI(プロトンポンプ阻害薬)にさよならを 3年で胃がんが8倍!
以前の記事「PPI(プロトンポンプ阻害薬)にさよならを! またまたPPIの悪い情報」では、PPIによって脳卒中や心筋梗塞のリスクが高くなることを書きましたが、今回の研究ではPPIによって胃がんのリスクが増加するという内容