昨日コメントをいただきました。 ドクターシミズ氏の言われてる事は、特に生活習慣病について、要するに現在の医学の常識として専門医が言っている事は、真実とは異なる場合が多い、という事だと思われますが、それでは、仮にドクターシ
カテゴリー: うつ
トラマドールはやはり麻薬
お久しぶりです。しばらくの間充電(放電?)していました。 今回は最近よくペインクリニックでも整形外科でも使われている薬の話です。 トラムセットやトラマールなどという名前で、現在トラマドールという薬が安易に処方されています
環境問題と食肉とビーガン
どこかの国の環境大臣の意味の分からない環境問題に対する「セクシー」発言よりは、余程多くの人に訴えかることができた16歳の女性の演説が話題になりました。 どこかの国の環境大臣は中身の無さを露呈してしまったのですが、さらにス
2020年東京五輪のマラソン代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」
今日、2019年9月15日、約1年後の東京オリンピックのマラソン代表選考会である、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が行われました。このような代表選考会は非常にフェアであり、一発勝負で代表が決まるので、いつもの
脊椎の手術を受ける前に
先日、芸人の方が手術後のストレスが要因でうつ病を発症したとして休養されました。発表によると、「昨年6月末、頚椎椎間板ヘルニアの手術を受け、継続的な内服の必要があるため、同年7月10日から10日間の休養を取っていた。手術の
人間はみんな自分の体について無知である
私を含め、医師を含め、みんな人間の体のことについては無知です。人間のトリセツは存在していません。部品を組み合わせて作られた機械と違い、人間は複雑な製造過程で自分の体内で、食事から得られた栄養素や自分の体内の部品を分解した
薬の併用は新たな病気を作り出すかもしれない
薬は安全なものではありません。医療自体リスクアンドベネフィットで、リスクと利益を天秤にかけ、利益の方が上回ると考えられる場合に医療行為が行われることになっています。医療行為の中で薬を処方することは日常的なことです。しかし
もしかしたら、我々医師が高齢者ドライバーの事故に加担している可能性がある
高齢者ドライバーの悲惨な交通事故が後を絶ちません。高齢者になってくるとやはり注意力、判断力が鈍ってくる可能性は十分あります。それと共に、高齢者ともなれば様々な疾患、症状を抱えているでしょう。そこで我々医師が様々な薬を処方
トラムセット、トラマールは依存性があるかもしれない
以前は痛み止めといえば、Nsaidsというロキソニンやボルタレンなどの消炎鎮痛剤でした。しかし、現在は様々な痛み止めがあります。 みなさんの中にも痛みを抱えて、トラマドール(トラムセットやトラマール)を処方された人もいる
線維筋痛症は糖質過剰症候群である
今回の「糖質過剰」症候群の出版の締め切りに間に合わなかったのですが、糖質過剰症候群の一つの病態として重要なものと考えている疾患があります。それは線維筋痛症です。 線維筋痛症は全身的慢性疼痛疾患であり、全身に激しい痛みが起