セマグルチド(商品名オゼンピック、リベルサス、ウゴービ)やリラグルチド(商品名ビクトーザ)というGLP-1受容体作動薬は体重減少効果があります。では1年間でどれほどの減量が期待できるでしょうか? 今秋の研究では、肥満(B
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肝機能検査のALT(GPT)が少し上がったときの糖尿病リスク
肝機能検査の項目でALT(GPT)があります。これは一般的に逸脱酵素と言われていて、ALTは肝臓に最も多く分布しており、AST(GOT)と同様に肝臓に障害があると、血液中に漏れ出してきます。 今回の研究では、ALTの値に
サプリで血清葉酸値はどれくらい変化する?
葉酸は必要ですが、先日の記事「妊娠中の母体血清葉酸値と胎児の先天性心疾患」で書いたように、血中の葉酸値が高くなりすぎることも問題です。 血中の葉酸値は野菜やサプリなどを積極的に摂ると、どれほど上昇するのでしょうか? 今回
スタチンなんか飲んでもレムナントコレステロールが高いと心血管疾患のリスクは増加する
スタチンはLDLコレステロールを低下させますが、スタチンの恩恵を受けられる人はほんのわずかです。(実際には恩恵などないかもしれませんが)恩恵を受けられず、スタチンを飲んでいたにもかかわらず、心血管疾患を発症してしまう人も
妊娠中の母体血清葉酸値と胎児の先天性心疾患
妊娠中の十分な葉酸摂取は、胎児の神経管閉鎖障害の発症を予防、リスク低下するために必要です。葉酸は確かに神経管閉鎖障害を発症させるリスクを低下させるようですが、その10倍も多い先天性心疾患との関連はどうでしょうか? 今回の
1日3食しっかり食べると急性心筋梗塞後の改善が悪くなる
いまだに多くの専門家、マスコミは1日3食しっかりと、バランスの良い食事が健康に有益であると洗脳をし続けています。本当に1日3食が良いのであれば、急性心筋梗塞後の改善にも良いはずです。 今回の研究では、心筋梗塞後にインター
一部の高血圧の薬と自殺
いくつかの薬には自殺のリスクがあると言われています。人間本来のメカニズムの一部だけを薬で無理やりに活性化したり、ブロックしたりするのですから、何が起きても不思議ではありません。 今回の研究では、血圧の薬で最も使われている
太陽をたっぷり浴びよう
紫外線は悪者扱いです。太陽を浴びると、お肌に悪い、皮膚がんのリスクが上がる、などという情報が溢れ、太陽を避けて、外出には日焼け止めが欠かせないと思い込ませています。 しかし、人類はずっと太陽の恩恵を受けてきました。太陽、
ある薬が他の薬よりも効果的であるように見える理由
エビデンス、エビデンスという専門家は多いですが、彼らは本当にエビデンスが重要だと思っているのでしょうか。本気でエビデンスを非常に重要視しているのであれば、ただの無知でしょう。多くの専門家はエビデンスを重要視しいるように見
不安やうつ病と胃食道逆流症(逆流性食道炎)との関連性
多くの研究が、精神症状、特に不安やうつ病と胃食道逆流症(逆流性食道炎)との関連性を示しています。しかし、逆流するから不安やうつになるのでしょうか?逆に不安やうつだから逆流するのでしょうか?恐らく、胃食道逆流と不安やうつの