以前の記事「その1」では、ビタミンD不足は認知症のリスクを高くすることを書き、「その2」では逆にあまりにも大量のビタミンDを摂取すると逆効果になる可能性を書きました。ビタミンDの大量投与は認知機能低下以外に、反応速度が遅
カテゴリー: 認知症
ビタミンDは良い効果をもたらすか? その2 大量摂取では?
前回の記事「その1」で書いたように、ビタミンDの不足は認知症のリスクを高めてしまうようです。 では、毎日ビタミンDをたくさん摂ることは非常に良い結果をもたらすでしょうか? 今回の研究では、 50〜70歳の過体重や肥満の女
ビタミンDは良い効果をもたらすか? その1 認知症
ビタミンDは現代の生活では不足気味になりがちです。それは、日光を浴びる時間が非常に少ないからです。本来日光により、ビタミンDを作るように進化してきているので、日光を浴びないのであれば、口から摂取しなければなりません。 ビ
記憶は薬で戻る?いらない!
めまいの薬メリスロンを飲むと忘れていたことが思い出せるようになると、大きな話題になっています。テレビでは大騒ぎ。みなさんは飲みたいですか?私はいりません。 論文は手に入っていないので、報道などでの情報です。北大と京大と東
100歳以上の高齢者では医学的な心血管危険因子から見ると不健康?
人生100年時代と言われます。100歳以上でも生きている高齢者は健康なのでしょうか?健康とは何なのでしょうか? 医学が決めた健康的である、ということを見直さなければならないかもしれません。 今回の研究はイタリアの南部の1
尿酸値が高いことは悪いことなのか? その3 パーキンソン病
以前の記事「尿酸値が高いことは悪いことなのか? その1 骨と筋肉」に続いて「尿酸値が高いことは悪いことなのか? その2 認知症」では、尿酸値が高い方が認知症のリスクが低いことを書きました。 今回は認知症にもなる、2番目に
尿酸値が高いことは悪いことなのか? その2 認知症
前回の記事「尿酸値が高いことは悪いことなのか? その1 骨と筋肉」では、尿酸値が高い方が骨密度が高く、骨折が少なく、筋肉量も多いことを書きました。 尿酸値が高い利点はそれにとどまりません。 今回は認知症です。4618人の
スタチンはあなたの体の重要な機能を低下させる
生物学的、生化学的事実として、コレステロールは人体にとって非常に重要です。このことを否定することは現在のところできません。だから、コレステロールを目の敵にすることは間違っています。 私たちの体は非常に多くの細胞が集まった
LDLコレステロール値が高い方が認知症になる可能性が低い
認知症はどんどん増加しています。私はアルツハイマー病は3型糖尿病だと考えています。血糖値やインスリン抵抗性の話とは別に、コレステロールとの関連の話題です。 脳は非常に多くのコレステロール含んでいます。全ての細胞膜の構成成