これまでは何度かフリースタイルリブレを装着してウルトラマラソンを走っていましたが、今回は4年ぶりということもあり、レースに集中するためにフリースタイルリブレは無しですので血糖値の変動はわかりません。 前回2019年の分析
カテゴリー: マラソン
ドクターシミズのウルトラランナーへの道2023
昨日2023年の6月26日、第38回サロマ湖100キロウルトラマラソンが行われました。新型コロナの影響で4年ぶりの開催です。今年の完走率は65.6%でした。 そして優勝タイムは男子が何と日本新記録の6時間6分08秒。凄い
糖質制限では運動強度がどれくらい増加すると糖質をメインエネルギー源とするのか? その2
今回は以前の記事「糖質制限では運動強度がどれくらい増加すると糖質をメインエネルギー源とするのか?」の続きです。前回の記事でも示した、エネルギー源として下の図のようなことが本当であれば、安静時のエネルギー源は全て脂肪という
着圧サポーターは運動後の筋力回復を促進しない
段々とリアルなマラソン大会が各地で開催されるようになってきました。まあ外ですから本来は何の支障もなかったはずですが、ボランティアさんたちのこと、地域住民の方の心情が大きかったのでしょう。私も先日小さなフルマラソンのレース
症例報告ですがケトン食は慢性閉塞性肺疾患を改善するかもしれない
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は喫煙率の低下もあり、年々死亡者数が減少しています。死因としての順位もベスト10には入らなくなりました。しかし、2020年の死亡数は16,127人とまだまだそれなりの人数がいます。COPDは呼
スポーツドリンクに含まれる電解質には意味がない
暑い季節になると、頻繁に脱水予防が叫ばれます。そして、汗と一緒に電解質も失われるから電解質の補給も必要だとマスコミで頻繁に取り上げられ、何も考えず鵜呑みにした人が電解質の入ったドリンク、つまりスポーツドリンクを日常の生活
熱中症予防にこまめな水分補給?
今年もマスコミなどが「熱中症予防にこまめな水分補給を!」と何度も訴える時期が来ました。脱水は熱中症のリスク因子ですが、水分補給が熱中症予防になる根拠を見せてほしいものです。 もちろん、のどがカラカラに渇いているのに水分補
マラソンの記録の更新は、やはりシューズのおかげ?
ランニングシューズの進化は凄いものがあります。ナイキがその先頭を走っています。(「マラソン史上初の2時間切り!」「大迫傑選手が2時間5分台 日本記録を更新!」「第96回箱根駅伝 ものすごい記録ではあるが・・・」など参照)
抗ヒスタミン薬は運動効果を低下させる
抗ヒスタミン薬はアレルゲンなどに反応して分泌されるヒスタミンを抑えるときに使います。アレルギー症状に悩まされている人にはお馴染みでしょう。 ヒスタミンをブロックする薬にはH1ブロッカーとH2ブロッカーがあり、一般的にはH