今回の研究は、リアルワールドにおいて食事や運動行動の変更を通じて2型糖尿病の寛解(血糖降下薬を3か月以上使用せずに糖尿病レベル以下の血糖値(HbA1c値が6.5%未満)を維持)を達成した個人の特性と生活習慣要因を明らかに
カテゴリー: 糖質制限
非空腹時および空腹時の中性脂肪値は高尿酸血症の発症と関連する
糖質過剰摂取では中性脂肪値が上昇します。さらに尿酸値も上昇します。糖質で中性脂肪値は食後にも中性脂肪の大きな増加(TGスパイク)が起きます。そうすると、空腹時および非空腹時の中性脂肪値の上昇は高尿酸血症の発症と関連がある
お米、特に玄米にはヒ素がいっぱい
ここのところ、お米不足と値段の高騰が連日のように報道されています。備蓄米を放出したとか、実際にはそれが小売業者に届いていないとか、スーパーに並んでいないとか、いろいろ言われています。しかし、私は糖質制限をしているため、全
IgA腎症と新型コロナワクチンと糖質過剰摂取
IgA腎症は、検尿で血尿やたんぱく尿を認め、腎臓の糸球体にIgAというタンパクが沈着する自己免疫疾患で、多くは慢性に経過します。 そのIgA腎症は新型コロナウイルスのワクチン接種後に非常に多く発生したり、悪化したりしてい
糖質制限による高LDLコレステロールは心疾患の予測因子ではない
糖質制限をすると、少なくない割合でLDLコレステロールが上昇します。その後下がる人もいますが、ずっと高いままの人も多いです。 このような高コレステロール血症が起きることで、専門家たちは大騒ぎして、糖質制限の危険性を煽るで
帯状疱疹後神経痛と糖質過剰摂取
以前の記事「帯状疱疹の危険因子 新型コロナワクチンと糖質過剰摂取」で書いたように、帯状疱疹は糖質過剰摂取でもリスクが上がります。帯状疱疹は一時的な症状ですが、一時的では治まらず、その後帯状疱疹後神経痛に移行すると、実に厄
乳がん患者の術前抗がん剤治療のときはあまり食べない方が良い
抗がん剤治療のときに、食欲が低下したり、体重減少が起きたりしますが、医師や看護師は食べられるものなら、できる限り何でも食べて、というようなアドバイスをします。根拠なしです。 今回の研究では、HER2 陰性の乳がん患者44
慢性腎臓病に対する糖質制限
先日の記事「高タンパク質摂取は2型糖尿病の腎機能低下リスクを減少させる」で書いたように、タンパク質が腎機能低下を起こすとは、私は考えていません。糖質制限をするとタンパク質摂取量が増加しますが、慢性腎臓病に関しても、糖質制
プロトンポンプ阻害薬(PPI)と抗うつ薬のSSRIで歯科インプラントの失敗リスクが増加する
変形性関節症で手術により人工関節を埋め込むのと同様に、歯を失った場合に歯科インプラントを入れることになる人も多くなっているでしょう。 コントロールされていない全身疾患があれば、なかなか難しいかもしれませんが、普通に薬を飲
高タンパク質摂取は2型糖尿病の腎機能低下リスクを減少させる
タンパク質摂取量が多いと腎機能が低下すると信じている人がいます。糖尿病は慢性腎臓病で透析となる原因として最も多いので、タンパク質摂取が糖尿病にとって良いのか悪いのかは非常に気になるでしょう。また、糖質制限では脂質だけでな