以前の記事「アテローム性動脈硬化症は生まれた頃から始まっている その1」「その2」などで書いたように、アテローム性動脈硬化症は子供の頃から始まっています。子供の食育は親の問題です。食事が間違っていて肥満になったり、インス
カテゴリー: 糖質制限
高タンパク食は腎臓に悪影響がないばかりか糸球体濾過量(GFR)を増加させる
いまだにタンパク質が腎臓に悪いと思っている人がいますが、これでもうおしまいにしましょう。 タンパク質は非常に重要です。脂質と共に人間の最も重要な栄養素の一つです。しかし、タンパク質の摂りすぎは腎臓に悪影響をもたらすと信じ
絶食時ではない中性脂肪値上昇も危険性がある
中性脂肪値の増加を心配する方も多いと思います。しかし、必ずしも10時間以上の絶食を経ずに血液検査を受ける場合もあるでしょう。その場合の中性脂肪値が何の参考にもならないかと言うと、そうではありません。 非絶食時の中性脂肪値
血糖値およびインスリンは閉経後の乳がんの発症に関連する
以前の記事「乳がんで糖質制限をした方が良い理由」「糖質を摂ると乳がんの再発リスクが高くなる!」などで書いたように、乳がんは血糖値やインスリンと大きく関連していると思われます。 今回は5,450人の閉経後の女性を対象とした
アメリカで若い女性の急性心筋梗塞増加中!
アメリカではこの40年間の冠動脈疾患による死亡率は劇的に減少しています。1980~2000 年にかけて、冠動脈性心疾患による年齢調整死亡率は、男性では 10 万人当り 542.9 から 266.8 に、女性では 10 万
軽度の高血圧に薬は必要か? 降圧薬の利益と害
以前の記事「アメリカの新しい血圧の指針 クレイジー!」「日本も高血圧の目標値を下げる?」で書いたように、アメリカに続き日本でも高血圧の定義を変更しようとしています。アメリカの新しい血圧のガイドラインでは、血圧が130/8
LDLコレステロール値が高い方が認知症になる可能性が低い
認知症はどんどん増加しています。私はアルツハイマー病は3型糖尿病だと考えています。血糖値やインスリン抵抗性の話とは別に、コレステロールとの関連の話題です。 脳は非常に多くのコレステロール含んでいます。全ての細胞膜の構成成
LDLコレステロール値は役に立たない
LDLコレステロールを気にしている人はいまだに多いように思います。医師の方がその古い考えをなかなか変えないので仕方がないのでしょう。しかし、LDLコレステロールは私たちに何も教えてはくれません。低いから安心していられるわ
糖質制限はもはや当たり前? キャベツライス!
もはや糖質制限は世の中で完全に認知され、その広がりを感じます。糖質を制限するのは当たり前になってきているのではないでしょうか?この流れについてこれないのは、古い考えから抜けられない医師と古典栄養学を信じている栄養士だけか
5日間の高脂肪高エネルギー食負荷試験(人体実験) その1
久しぶりの人体実験です。以前「糖質制限とLDLコレステロール上昇3 脂質をもっと食べるべき?(人体実験)」で100g程度の脂質を負荷して、コレステロールなどの変動を見てみました。前回の量ではまだ足りないと思い、今回はさら