やっとランニングシューズ問題が一定の基準が示されました。 ・2020年4月30日以降に競技会で使用するシューズは、それまでに4カ月以上の期間で市販されていること。(一般に流通していない靴は特注として、使用不可) ・ソール
年: 2020年
肥満は舌まで太って呼吸を止める
睡眠時無呼吸症候群の主要な危険因子は肥満です。肥満になれば物理的に空気の通り道が狭くなるのは当然でしょう。肥満では喉だけでなく、舌にまで脂肪が付いてくるようです。 今回の研究では、減量と舌の脂肪について分析しています。肥
頻尿、過活動膀胱は糖質過剰症候群である
過活動膀胱は「尿意切迫感を必須とした症状症候群であり、通常は頻尿と夜間頻尿を伴うものであるが、切迫性尿失禁は必須ではない」と定義されています。 拙著「糖質過剰症候群」でも、過活動性膀胱について書きましたが、さらに詳しく見
ピル(経口避妊薬)による脳の重要な部位が小さくなる可能性
女性は月経というものがあります。簡単にその流れを見ていくと、 脳の視床下部から性腺刺激ホルモン放出ホルモンが分泌されます。 ↓ 性腺刺激ホルモン放出ホルモンの刺激により脳の下垂体から卵胞刺激ホルモン(FSH
人工甘味料はブドウ糖に対する血糖値およびホルモン反応に影響を与えるかもしれない その1
人工甘味料は甘さを与えますが、血糖値に変化を与えず、ホルモン分泌もさせないと考えられていますが、本当でしょうか? 今回の研究では、BMIが40を超えるような肥満の人で、75gブドウ糖を経口摂取する10分前に人工甘味料のス
LDLコレステロール値が高いだけではアテローム性動脈硬化は起こらない その1
LDLコレステロールはいまだに「悪玉」と呼ばれ続けています。しかし、単にLDLコレステロール値が高いだけでは問題にはなりません。よく目にするのが、血管の中のLDLが内皮細胞をすり抜けて内膜に至り、そこで酸化してマクロファ
多様性と社会のシステム
今日の話題は、実に取り留めのない話になるかもしれません。結論もなく、話が飛んでしまう可能性があります。また、ちょっと過激なまたは不愉快な内容になる可能性もあります。不愉快になったり、面白くなさそうなら読まないでください。
また出た!低炭水化物という名の糖質過剰摂取の研究 しかもハーバード大学
以前の記事「糖質制限の情報は何を信じたら良いの?」でも書きましたが、低炭水化物、糖質制限という言葉を使いながら、糖質の割合が摂取エネルギー量の40%~45%未満という、糖質過剰摂取の研究というのがいっぱいあります。 最近
相撲は世界一不健康なスポーツかもしれない その3
以前の記事「その1」「その2」の続きで、今回は力士の死亡率、死因についてです。 力士の平均死亡年齢は56.0±14.2(22~87)歳ですが、年次別にみると1898~1947年における死亡年齢の平均は46.0±11.1(
糖質制限の情報は何を信じたら良いの?
先日、コメントをいただきました。ありがとうございました。 そのコメントの中で示された記事の内容は、私にはさっぱり意味が分かりません。結局糖質制限を推奨しているのか、反対派なのか?(私の読解力が無いのが原因でしょうけど)