新型コロナウイルスワクチンと感染性の遷延

新型コロナウイルスに関して、何年たってもデジャブのように、マスコミは同じような情報ばかりですね。数か月前に医療の逼迫、救急搬送困難、ワクチン接種の推奨などを叫んでいましたが、今も同じです。救急搬送が急増し、救急車が到着するまでに非常に時間がかかっているという報道がされていますが、発熱で救急車が出動していては、救急車が何台あっても足りません。早く5類にしなかったツケが回ってきたにすぎません。

さて、オミクロン株の中で、現在はBA5というものが主流のようですが、ちょっと前に流行したBA1とワクチン接種について、興味深い研究が発表されました。

PCR検査陽性かどうかでは、感染性があるかどうかは全く分かりません。今回の研究では、オミクロン株(BA1)の培養が可能であることを感染性があるとして、その期間を調べています。(図は原文より)

上の図は横軸が感染からの日数で、縦軸がウイルス培養ができた割合です。ワクチン未接種(Unvaccinated)、2回接種(Vaccinated)、ブースター接種(3回接種、Boosted)とに分けています。ワクチン未接種では感染後5日目で7/16(44%)、10日目で1/16(6%)が感染性を持っていたと考えられます。ところが、ブースター接種では感染後5日目で7/13(54%)、10日目で4/16(31%)が感染性を持っていたのです。ブースター接種を受けた人は、ワクチン接種を受けていない人よりも、感染後10日でまだ感染する可能性が5倍高い可能性があるということになります。

サンプル数が少ないし、重症度がわからないので、この結果をそのまま鵜呑みにはできませんが、無視もできません。また、BA5ではどうなのかもわかりません。現在3回目接種、4回目接種が強く推奨されています。感染防御の効果はほとんど期待できません。ワクチンにはまだ重症化を防ぐ効果があると言っていますが、ただ単にウイルス側が弱毒してきているだけだと思います。

PCR検査に税金垂れ流し。無駄なワクチン接種。もう、いい加減やめてほしいですね。検査にかかわる業界、コロナで儲かっている医療機関は止められないんでしょうね。

風邪をひいたら休む、回復したらまた働く。それでいいはずです。

 

「Duration of Shedding of Culturable Virus in SARS-CoV-2 Omicron (BA.1) Infection」

「SARS-CoV-2オミクロン(BA.1)感染における培養可能なウイルスの放出期間」(原文はここ

2 thoughts on “新型コロナウイルスワクチンと感染性の遷延

  1. こういう(言論統制的な)状況で日常生活を送るには、正確な情報は必須です。
    コロナパニックとも言える状況で、冷静に状況を分析していただき有難いです。

    1. 鈴木 武彦さん、コメントありがとうございます。

      私の情報が正確かどうかはわかりませんが、
      煽る医師やマスコミからはこのような情報は出てこないでしょうね。

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