子宮頸がんの原因はHPVで決まり!と一般的にはされていますが、これも一部の企業にとって都合がいいので、そのように医師たちを洗脳したのかもしれません。
処女のHPV感染率は50%を超えると言われています。ある研究で、性交歴がないと主張する女性の51.1%がHPV陽性であるのに対し、性的に活発な女性では69.1%がHPV陽性であることが示されました。(ここ参照)
でも、子宮頸がん検診についての記述は下のようになっています。(ここ参照)
「子宮頸がんの大部分は性交渉で感染するHPVが原因ですので、性交渉が1度でもあれば、子宮頸がん検診を受けることが必要です。また、性交渉がない期間が続いていても発病のリスクはありますので検診を受けることが必要です。
性交渉の経験がない場合は、子宮頸がんが発生するリスクは極めて低く、検診を受ける必要性はこれまで示されていません。問診の際に性交渉の経験による検診の必要性について説明されますので、受けるかどうかを相談することができます。」
上の研究結果が本当であるのであれば、処女でも半数の女性はHPV感染しています。性交渉がある女性よりは少ないですが、それでも処女の感染率は処女でない人の4分の3近くもあるのです。HPVががんの原因であるならば、処女でも「子宮頸がんが発生するリスクは極めて低い」とは言えないのではないでしょうか?
そもそも、HPVに感染して、前がん病変のCIN3にまでなる人は8,000人に2人程度、子宮頸がんになるのは8,000人に1人程度です。本当にHPV感染が原因でしょうか?HPV感染してもほとんどの人は自然に排除されています。
ある研究では、9つの子宮頸がんサンプルを分析し、すべてのサンプルにおいてHPV特有のマーカーは発見されませんでした。(ここ参照)つまり、HPVが子宮頸がんの発生に直接的な原因や役割を果たす可能性は非常に少ないと考えている研究もあるのです。
また、HPV陽性の子宮頸がんよりも陰性の子宮頸がんの方が死亡率が高いことを考えると、HPVは本当に悪者であるのか疑問です。もしHPVが悪さをするとしても、彼らは普段はおとなしいはずで、それが周り、つまり膣内の環境が変わって、暴れだしているのかもしれません。
腸内細菌と同様に膣内細菌は非常に重要です。腸内も人間の体の中にあるように見えますが、口から肛門まで1本の管であり、外界とつながっています。同様に膣も外界に晒されています。そのような部位にはある細菌叢は非常に重要であり、その細菌叢によって我々人間の体は守られています。健康な膣内細菌叢であればHPVを排除できるのでしょう。
しかし、その細菌叢のバランスが崩れると、悪い微生物が蔓延って、炎症を起こしたり、がん化を促進したりすると考えられます。
健康な膣内細菌叢はラクトバチルス属優勢の細菌叢で、多様性は低い状態です。ラクトバチルス属は乳酸を産生し、膣内を低いpHに維持しています。ところが様々な要因により、ラクトバチルス属が減少し、多様性が増加すると、HPVの持続感染が起きやすくなると思われます。HPVが真の原因かどうかはわかりませんが、HPVが原因だと仮定すると、その根本原因はHPVの持続感染を起こし、ウイルスを暴れださせる、膣内環境の悪化なのです。
ある研究では、健康な膣内細菌叢と比較して、非ラクトバチルス属またはラクトバチルス・イナーズが優勢な膣内微生物叢は、あらゆる一般的なHPV感染の可能性が3~5倍高く、高リスクHPV感染および異形成/子宮頸がんの可能性が2~3倍高いことに関連していると分析しています。(ここ参照)
また、101,049人の女性を含む15件の研究のメタアナリシスでは、ラクトバチルス属が減少する膣内細菌叢異常は、HPV感染リスクが1.33倍、若年女性では1.43倍、HPV持続のリスクが1.14倍、発がん性タイプのリスクは1.18倍、高悪性度病変およびがんのリスクは2.01倍になっていました。(ここ参照)
ある研究(ここ参照)では、Atopobium vaginae、Gardnerella vaginalis、Lactobacillus iners、Lactobacillus crispatusの4つの菌種で割合を見ると、危険な微生物パターンは、A. vaginae、L. iners、およびG. vaginalisが優勢で、 L. crispatusが同時に少ないという特徴がありました。その菌種の割合の豊富さでスコア化したとき、この危険なパターンスコアが最も高い女性群では、子宮頸部上皮内腫瘍(CIN、いわゆる前がん病変)の可能性は、ハイリスクHPV陰性であっても10.8倍、ハイリスクHPV陽性では34.1倍でした。ちょっと極端すぎる気がしますが。
いずれにしても、膣内細菌叢の多様性の増加とラクトバチルス属の相対的な減少が、HPVの獲得と持続、および子宮頸部前がん病変とがんの発生に関与していると思われます。HPVは相加的か相乗的には働くかもしれませんが、根本原因ではないでしょう。
では、この膣内細菌のバランスを崩す原因は何でしょう。
まずは肥満。肥満女性は正常体重の女性と比較して、ラクトバチルス属が減少します。そして、糖尿病。糖尿病でもラクトバチルス属の減少を認める人が多くいます。そして、閉経。エストロゲンの減少により膣内のラクトバチルス属が減少します。腸内細菌と同様に、膣内細菌も非常に複雑なので、こんな単純な話ではないかもしれません。
いずれにしても膣内細菌叢の異常と子宮頸がんの間には因果関係がありそうです。糖質過剰摂取だけではなく、多因子性でしょうが、糖質過剰摂取による高血糖やインスリン抵抗性なども非常に大きな影響があると思われます。
それにしても、新型コロナウイルスが人工的に作られたものであると判明し、それがワクチンとセットで作られた可能性もあります。そのことを考えると、HPVは人工ではなくても、HPVワクチンを接種させるために、HPVが子宮頸がんの原因であるという研究が捏造された可能性はあるでしょう。ケネディさんはHPVワクチンに関しても調査するはずです。ガーダシルの治験での死亡率は、子宮頸がんで死亡する率の37倍だと言っていたし。ただ、以前CDCのワクチンスケジュールは継続するという話もしていたので、継続しながら調査するのでしょうか?ちゃんとしたデータが確認できれば継続しますよ、という意味なのでしょうか?
メルク社とFDAはHPVワクチンのガーダシルがHPVのDNAに汚染されていることを知っていたのに、隠匿していたようですね。(ここ参照)まだまだ何か出てきそうで、このワクチンも闇が深そうです。
注視していきましょう。