高齢者における糖類(糖質)摂取量と認知症リスクの上昇との関連性

アルツハイマー病は3型糖尿病と言われています。認知症は糖質過剰症候群です。認知症を予防したければ、早いうちから糖質制限をすべきでしょう。

今回の研究では、糖質というより、糖類、つまり単糖類と二糖類の摂取量と認知症リスクの関連性を評価しています。登録時に認知症のない、ラッシュ記憶・加齢プロジェクトの参加者789人(平均年齢 79.0 歳)が対象です。7.3年の追跡期間中に118人の参加者が認知症を発症しました。糖類の摂取量は食事アンケートなので、データの質は低いです。(図は原文より)

上の図のA) 総糖類摂取量と認知症リスク、B) 果糖摂取量と認知症リスク、C) ショ糖摂取量と認知症リスクです。それぞれの摂取量で5つのグループに分けたときの一番少ないグループが青の線、最も多いのが赤の点線です。最も少ないグループと比較すると最も多いグループの認知症リスクはかなり高くなっています。総糖類摂取量が最も多いグループは認知症リスクが2.1倍です。果糖が最も多いグループは2.8倍です。さすが猛毒果糖ですね。ショ糖は1.93倍でした。

上の図は、糖分由来のカロリー(エネルギー)摂取量の割合(17%、24%、32%)と認知症発症リスクの関連です。予想通り、32%がもっともリスクが高いです。

総糖類摂取量が最も多い人は、摂取量が最も少ない人よりも平均7.1年早くアルツハイマー型認知症を発症しました。

これは逆でもあります。認知症の脳はインスリン抵抗性で上手くブドウ糖を脳のエネルギーとして使えません。そうすると、糖質をたくさん摂って、脳に何とかブドウ糖を届けようとしてしまいます。

いずれにしても、若いうちから糖質制限をして、脳の健康にも気をつけましょう。

「Dietary Sugar Intake Associated with a Higher Risk of Dementia in Community-Dwelling Older Adults」

「地域在住高齢者における食事からの糖分摂取量と認知症リスクの上昇との関連性」(原文はここ

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