2023年からアメリカ心臓協会は心血管・腎・代謝(CKM)症候群というものを提唱しました。代謝、腎機能、心血管機能の障害間の相互作用を強調するものです。つまり、心血管疾患も腎機能障害も代謝障害と強く結びついていると認めて
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肥満に対するトリプルホルモン受容体作動薬レタトルチドの効果はものすごいが……
GIP受容体、GLP-1受容体、グルカゴン受容体の3つのホルモン受容体に同時に作用する世界初の薬、トリプルホルモン受容体作動薬のレタトルチドがものすごい結果を出してきました。以前の記事「イーライリリーの次世代肥満症治療薬
GLP-1受容体作動薬の心保護効果は誇大広告の可能性
医療業界ではGLP-1受容体作動薬やSGLT-2阻害薬への称賛が止まりません。心保護効果、腎保護効果……。本当でしょうか? 特に最近はGLP-1受容体作動薬の効果が派手に宣伝されています。GLP-1受容体作動薬の心血管イ
ウイルスや細菌が原因と考えられているがんは本当にウイルスや細菌のせいなのか? その3 C型肝炎ウイルス②
「その2 C型肝炎ウイルス①」の続きです。 ある研究(ここ参照)では、肝生検を受けたC型肝炎ウイルス(HCV)陽性患者279人を対象とし、65.9か月追跡しました。糖尿病の有無と肝細胞がんのリスクとの間に正の関連が認めら
GLP-1受容体作動薬は青年や若年成人でも胆道系疾患リスクを増加させる
以前の記事「糖尿病薬?やせ薬?GLP-1受容体作動薬の副作用 その13」では、GLP-1受容体作動薬が胆嚢炎、胆石症リスクを高くすることを書きました。 76件のメタアナリシスでも、胆嚢および胆道系の疾患のリスクを増加させ
血糖値の改善や体重減少にAI料理アプリが効果あり?
AIが非常に浸透してきて、糖尿病の食事管理に対しても、AI料理アプリがあるそうです。そして、こんな記事が出ていました。 「血糖改善にAI料理アプリが有望⁉ 利用が週1増でHbA1cが0.09ポイント低下」(
ウイルスや細菌が原因と考えられているがんは本当にウイルスや細菌のせいなのか? その2 C型肝炎ウイルス①
「その1」では、ヘリコバクター・ピロリと胃がんについて書きました。今回は肝炎ウイルスと肝臓がんの関連についてです。 東京慈恵会医科大学外科学講座のホームページには次のように書かれています。(ここ参照) わが国の肝細胞癌の
糖質制限、地中海食と低脂肪の植物性食品中心食に圧勝
いまだに糖質制限を批判する人は後を絶ちませんが、ほとんどが根拠がありません。いまだに低脂肪食、野菜中心の食事を勧めている人もいるでしょう。 今回の研究では、糖質制限(ケトン食)、と欧米ではなぜかよく出てくる地中海食、そし
HbA1cなんて正確な指標ではない
糖尿病のコントロールの指標として、HbA1cが使われています。なぜかHbA1cがゴールデンスタンダードになってしまっています。この値に一喜一憂している人もいるかもしれません。 HbA1cは過去1〜2か月間の平均的な血糖の
ショボいDPP-4阻害薬の長期使用は糖尿病網膜症リスクを増加させる
以前の記事「糖尿病薬DPP-4阻害薬のショボい効果」で書きましたが、DPP-4阻害薬に期待はできません。そればかりじゃなく、あの悪薬のスルホニル尿素薬よりも有害作用があるかもしれません。 今回の研究では、台湾の全国データ