糖質制限を始めてどれくらいたったでしょうか?最近血液検査をするたびに、毎回、このデータにどんな意味があるのかを考えています。基準値に収まれば健康で、その範囲を外れたら異常である、という単純なものではありません。食事が変わ
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不健康なアスリート その2 睡眠時無呼吸
以前の記事「不健康なアスリート その1」ではかなりの若いアスリートがメタボの基準に引っかかっていることを書きました。今回は睡眠時無呼吸です。 睡眠時の呼吸の障害は中年に以降の問題ではありません。また、運動しているからと言
マラソンなどで胃腸障害を起こすランナーに適した食事
マラソンなどの持久力の必要なスポーツでは、後半に胃腸障害を起こすことがあります。フルマラソンでも後半、道端で吐いている方もときどき見かけます。先日の東京マラソン2019でMGC出場を何とか決めた神野大地選手もフルマラソン
人工甘味料は決して安全なものではない
通常の食事をしていて、ダイエットのために少しでも糖質を減らそうと人工甘味料を使用している人もいるでしょう。また、糖質制限でも甘味が欲しくなり、人工甘味料を使用している人もいるかもしれません。 今回の閉経後の女性を対象にし
糖質制限は非アルコール性脂肪肝を劇的に改善する
糖質制限は血糖値が安定したり、HbA1cが低下したり、体重が減ったりするだけではありません。2型糖尿病の人が1年間糖質制限をすると非アルコール性脂肪肝が劇的に改善します。 非アルコール性脂肪肝は以前の記事「脂肪肝はただの
甲状腺がんとインスリン抵抗性
以前の記事「米国の若年成人における肥満関連がんの割合の急激な増加」の中で、アメリカで甲状腺がんが全ての世代で増加していることを書きました。 アメリカだけでなく、世界で増加しているのですが、その一部は恐らく超早期に発見でき
糖質制限でインフルエンザを発症しにくい理由とは?
糖質制限をすると風邪をひきにくくなることを実感する人が多いでしょう。インフルエンザにも感染しにくくなったのではないでしょうか? 哺乳類の培養細胞を用いた実験ではありますが、なぜ糖質制限でインフルエンザに感染しにくくなるか
運動直後の食事と次の日の食後中性脂肪
中性脂肪値は食事や運動などで変化します。運動後の食事の種類によって、中性脂肪値はTGスパイクを起こすのでしょうか?運動後で体脂肪を消費した後なので、TGスパイクは起きないのでしょうか? 運動をしない対照(CON)、運動後
子供の非アルコール性脂肪肝に糖の摂取を減らしてみると…
非アルコール性脂肪肝は子供にも広がっています。 今回の研究では糖質制限ではありませんがフリーの糖である、食品や飲料に添加されたり、フルーツジュースに天然に含まれる糖をかなり削減した場合どのようになるかを調べています。 1
血糖値スパイクは人それぞれ
血糖値スパイク(グルコーススパイク)は非常に個人差が大きいので、糖質をどれくらい摂ったらどれくらいのスパイクが起きるかは予想できません。 例えば上の図で、Eは赤い線がグルコース、緑の線がパンを食べたときの血糖値の変動を表