アメリカのジェネリック医薬品の恐るべき実態
先日アメリカのジェネリック医薬品についてのコメントをいただきました。ありがとうございました。 インド製ジェネリック薬品の恐るべき実態 FROM INDIA WITH LIES News Week 2019年9月5日 (実
赤血球の形状の変化と病気 その3
「その1」「その2」では赤血球の形状が高血糖や鉄によって変化することを書きました。糖尿病での赤血球の形状の変化は血管の合併症をもたらすと考えられ、鉄イオンが非酵素的血液凝固を活性化し、走査型電子顕微鏡(SEM)で実証可能
肉よりも魚や野菜は健康的か?
久しぶりのブログ更新となってしまいました。週末私用で東京に一時的にいたのですが、帰りの飛行機が台風15号の影響で欠航となり、その次の日も台風の影響でなかなか帰ることができず、さらに仕事の調整など大変な数日でした。 それに
禁煙してもすぐにリスクは低下しない
糖質と同様にタバコは非常に依存性の高いものです。なかなか禁煙ができない人もいます。では、禁煙できたとして、喫煙していたリスクはどれくらいの期間でゼロになるのでしょうか? 今回の研究では心血管疾患のリスクを評価しています。
PPI(プロトンポンプ阻害薬)はピロリ菌根絶後の胃がんのリスクを高める
先日の記事「糖尿病はピロリ菌根絶後の胃がんのリスクを高めるかもしれない」では、ピロリ菌を除菌した後も、糖尿病がある人では、胃がんのリスクが高くなることを書きました。つまり、ピロリ菌だけ考えてもダメだということです。恐らく
秋の羊蹄山の絶景を楽しみながらのウルトラマラソン!
羊蹄山は「蝦夷富士」ともいわれる、非常に美しい山です。その圧巻の羊蹄山を目の前に、横には尻別川と、素晴らしいロケーションの中、みんなでウルトラマラソンを楽しみませんか? その羊蹄山の周りを1週しながら、100㎞のウルトラ
GI値(グリセミックインデックス)は当てにならない
GI値(グリセミックインデックス)についてコメントをいただきました。ありがとうございます。 シミズ先生 いつも拝見させて頂いております。 糖質制限を行っていく上で毎回ご参考にさせて頂きております。 一点、シミズ先生のお考
ヨーロッパ心臓病学会とヨーロッパ糖尿病学会が共同で出した糖尿病、前糖尿病、および心血管疾患に関する2019 ガイドラインが酷い
ヨーロッパ心臓病学会(ESC)はヨーロッパ糖尿病学会(EASD)と共同で糖尿病、前糖尿病、心血管疾患に関する2019年版の新しいガイドラインを出しました。 その17ページに食事に関することが書かれています。その内容は、残
糖尿病はピロリ菌根絶後の胃がんのリスクを高めるかもしれない
本日胃カメラの検査を行ってきました。何度やっても私には辛い検査です。特に何も所見がなく安心しました。胃カメラの検査は昔は当然口から内視鏡を入れていたのですが、かなり前から鼻から細い内視鏡を入れることができ、非常に検査が楽
赤血球の形状の変化と病気 その2
前回の「その1」では、健康な赤血球と糖尿病の赤血球ではその形状が明らかに違っていることを書きました。通常凝固系が活性化されると、トロンビンというものが生じます。このトロンビンがフィブリノーゲンをフィブリンにして、血液が凝