昨日の記事「日本という国はつくづく国民を大事にしていないんだな…」では、輸入牛肉の残留ホルモンなどについて書きました。その記事の中でもアメリカの牛肉のエストロゲンは「自然状態の600倍の数値」が検出されたと書かれています
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日本という国はつくづく国民を大事にしていないんだな…
日本の政府も官僚も、そして企業も、つくづく日本国民を大事にしていないと感じる今日この頃です。 最近、続けざまに以前より気になっていたラクトパミン(成長促進剤)についての記事や研究を目にしたので、記事にしたいと思います。
日本人男性ではお米が心血管死亡リスクを下げる?
日本人は欧米人よりも心血管リスクが低いといわれていますが、その理由は主食の米にあるという、またまたくだらないけど興味深い(?)研究が出てきました。岐阜大学の予防医学からの研究です。これを見ると、どうして病気の予防ができな
10の心血管疾患の危険因子はほとんどが糖質過剰摂取によってもたらされる
「アメリカ予防心臓病学会(ASPC)CVD危険因子トップ10 2021アップデート」は非常に興味深いです。毎年更新しているようですが、初めて目にしました。 心血管疾患の危険因子トップ10は、不健康な栄養、運動不足、脂質異
食品への塩の添加頻度と早期死亡の危険性
研究には様々なものがあり、あることを肯定するものもあれば、同時に否定するものも存在します。薬であれば効果があるという研究もあれば、効果なしというものもあるのですが、ほとんどは製薬会社が資金提供をしているので、結果は自ずと
難治性精神疾患のためのケトン食の驚くべき効果
恐らく世界で億単位の人がうつ病など精神疾患になっています。様々な治療薬がありながら、治療抵抗性の人も珍しくないでしょう。 今回の研究では、従来の精神科医療に十分に反応せず、ケトン食を試す意欲のある大うつ病性障害(うつ病)
正常な範囲の空腹時中性脂肪値と2型糖尿病の発症リスク
中性脂肪値の基準値は一応、30~149mg/dLとされています。つまり、150以上が異常値ですが、私は100を超えたら患者さんに指摘しています。 中性脂肪値が基準値にある人を中性脂肪値により3つのグループに分けたときに、
好きなときに好きなものを食べる行動と結腸直腸がんのリスク
「好きなときに好きなものを食べる」 狩猟採集時代ではもちろん、こんな幸せはめったになかったでしょう。飢餓との戦いの日が続くこともあったかもしれません。そして好きなものといってもその時代はお菓子やスイーツやジュースなどは存
HbA1cとグリコアルブミン(GA)は時代遅れ?
HbA1cとグリコアルブミン(GA)は糖尿病、血糖値のコントロールの指標として用いられています。HbA1cは平均の血糖値と非常に相関していると言われており、計算式も存在します。 平均血糖値=HbA1c×28.7− 46.
赤肉と植物由来の代替肉とでは食べたときのアミノ酸の吸収は全く異なる
日本でも大豆ミートなど植物由来のタンパク質を使った「代替肉」が多く販売されてきています。(ここ参照) そもそも肉に似せるのであれば、肉を食べれば良いのに、代替肉は肉よりもなぜか「健康的」と考えられています。ものすごく質の