脂肪肝(非アルコール性脂肪肝疾患)は非常に増加していますが、それを危険なものだという認識は多くの人が持っていないでしょう。脂肪肝は肥満の成人の病気ではなく、小学生でも脂肪肝の子供もいますし、痩せていても脂肪肝の人はいます
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果糖、異性化糖にご注意を
果糖の摂取は、心血管疾患や代謝疾患の危険因子を増加させると考えられています。 異性化糖である高果糖コーンシロップ(果糖ブドウ糖液糖)は近年大量に使用されるようになりました。何も考えずに飲み物、スナック、加工食品などを食べ
ALT(GPT)の上限値は現在の基準値よりももっと低くすべき
肝機能の検査として行われるALT(GPT)は、ウイルス性肝炎、アルコール摂取、薬剤など、さまざまな要因の影響を受けます。さらに世界中で増加している非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)も大きく影響します。しかしながら、検
肝機能検査のALT(GPT)がちょっと上がっていてもご注意を
私は肝機能検査でALT(GPT)が20以上の場合、脂肪肝の存在、インスリン抵抗性の増加を疑うようにしています。 今回の研究は平均年齢約14歳と小児の研究ではありますが、肝機能検査のALTと脂肪肝、インスリン抵抗性の関係に
新型コロナウイルスと脂肪肝
新型コロナウイルスの重症化には糖尿病、高血圧、心血管疾患、肥満、高血糖などと関連が認められています。つまり、ほとんど糖質過剰症候群によって重症化しているとも思われます。 糖質過剰症候群の一つの代表的な疾患である、非アルコ
炭水化物をアルコールに変える腸内細菌
アメリカで飲酒運転の疑いがあるとして警察に車を停められた40代の男性から、許容量の約2.5倍ものアルコールが検出されました。(その記事ここ)これは1時間にアルコール飲料10杯を飲んだ量に匹敵するそうです。男性は絶対にアル
中性脂肪値と血糖値だけで様々な疾患のリスクを評価できる
みなさんはTyGインデックスというのをご存じでしょうか?ここ10年ほど提案されているインスリン抵抗性のマーカーで、この数値が高いと様々な疾患のリスクが高くなることが示されています。 まずはご自身のTyGインデックスを調べ
2型糖尿病に対する糖質制限の長期的効果 2年間でも圧倒的! その2
前回は2型糖尿病に対する糖質制限の2年間という長期の効果を示す研究について一部を書きました。今回は「その1」の続きです。 (図は原文より、原文より作成したものもあり) 上の図は非アルコール性脂肪肝を判別するスコアです。-
江部康二先生「内臓脂肪がストンと落ちる食事術」が発売になりました
江部先生の新しい著書「内臓脂肪がストンと落ちる食事術」が発売されました。相変わらず非常にわかりやすく、説得力があります。 アマゾンの紹介文にも書かれていますが、江部先生は69歳なんですね。びっくりしました。非常に若々しく