「Obesity, dyslipidemia, and cardiovascular disease: A joint expert review from the Obesity Medicine Associatio
タグ: 心血管疾患
LDLコレステロールが低くVLDLコレステロールが高い方が心血管疾患のリスクが増加する
LDLコレステロールが低ければ低いほど良いと思っている人は後を絶ちません。洗脳が深く、コレステロールは悪としか思わないのでしょう。そのことが不必要な薬やサプリに簡単に誘導されることにつながります。 今回の研究では、40歳
糖質過剰摂取と心房細動
心房細動は臨床でよく遭遇する不整脈です。以前の記事「低炭水化物食と心房細動発症のリスク」で書いたように、低炭水化物食で心房細動のリスクが上がるなんていう研究は非常に問題があるものです。実際には低炭水化物でもないんでもない
糖尿病の死亡リスクを下げる因子
糖尿病の人は一般の人より 2~4倍も死亡リスクが高くなっています。HbA1c、LDLコレステロール、アルブミン尿、喫煙、血圧などの要因をどの程度制御すれば、糖尿病に関連した過剰な死亡リスクを排除できるのでしょうか? 今回
8時間の時間制限食は心血管死のリスクが91%高い? 大変だ!?
アメリカ心臓協会はとんでもないニュースリリースを出してきましたね。 時間制限食は体重を減らしたり、様々な代謝の異常を改善したりする可能性が高く、糖質制限にプラスして行うことを私は推奨しています。できる限り食事の時間、回数
低炭水化物食と心房細動発症のリスク
以前の記事「コレステロールと心房細動の関係」では、コレステロールが低いと心房細動のリスクが増加することを書きました。しかし、世の中には低炭水化物食が心房細動の発症リスクを増加させると主張しているものがあります。では見てみ
コレステロールと心房細動の関係
LDLコレステロールはいまだに悪玉扱いです。LDLコレステロールは低ければ低いほど良いと思っている医師もいるでしょう。 一方、心房細動は臨床現場で最も一般的な不整脈です。ある研究では心房細動は女性の心血管イベント3倍、、
糖質制限でsdLDLが減少する
LDLコレステロールは数値を気にしても仕方がないと思います。数値よりも質を気にした方が良いと思います。LDLコレステロールのリポタンパクLDLは小さな危険なLDL(sdLDL)と大きな健康的なLDLがあります。もちろん2
糖尿病と内臓脂肪と冠動脈プラークの関連性
心臓の冠動脈の脆弱な非石灰化プラークは、有害な冠動脈イベントを引き起こす破裂のリスクが高くなります。そして内臓脂肪の量は、脆弱な冠動脈プラークの特徴と密接に関連していると考えられています。 糖尿病がある人とない人では、冠