心臓の専門医であろうと他の科であろうと、臨床医は抗血小板療法を受けている冠動脈疾患患者の消化管出血のリスクについて非常に警戒しています。 そこで、消化管出血のリスクを減らそうと、PPI(プロトンポンプ阻害薬)を処方するこ
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糖質入りドリンクの大量摂取は若者の骨折も増加させるかもしれない
まだ暑い日が続いていますが、小児や青年の水分補給で糖質入りドリンクを飲んでいませんか?汗をかいたからと、マスコミやいわゆる専門家の言うとおりにスポーツドリンクを飲んでいませんか? 以前の記事「糖質入りドリンクの大量摂取は
スタチンによる新規の糖尿病発症リスク
LDLコレステロール値を下げるために、専門家はスタチンを投与したがります。しかし、それによって糖尿病発症リスクが増加することには無関心です。 今回の研究では、スタチンのランダム化比較試験から個々の参加者データのメタアナリ
身長が高いとがんになりやすい
以前の記事「高身長とがんのリスク」でも書いたように、身長が高い人はがんを発症するリスクが高くなります。 今回の研究では、イギリスのミリオン・ウィメン・スタディに登録した1,297,124人の女性が対象です。登録時の平均年
重篤な敗血症患者におけるケトン食
敗血症は何らかの細菌やウイルスに感染し、全身に感染が広がり、臓器障害をきたす重篤な状態で、命の危険さえあります。では、重篤な敗血症でケトン食は有効でしょうか? 今回の研究では、40人の重篤な敗血症患者を、ケトン食または標
痛風発作予防のために薬は必要?
痛風発作を予防するために尿酸値を6.0mg/dL以下に抑える治療が一般的に推奨されています。本当にそうでしょうか?無症候性高尿酸血症の人に痛風発作予防で尿酸値を抑えた方が良いのでしょうか? 今回の研究では、1 回以上の健
炎症性腸疾患の治療のための肉食ケトン食療法 10人の患者の症例報告
肉が体に悪い?馬鹿げています。人類は肉を食べて進化してきました。我々は雑食ですが、肉食でもあります。肉は栄養価も高く、人類の体には必須です。 今回の論文は、炎症性腸疾患の10人の症例報告です。症例報告はエビデンスレベルが
糖質制限によるLDLコレステロールの上昇と動脈硬化
コレステロール悪玉仮説に洗脳されている医師は、いまだにLDLコレステロールが高くなると、すぐに下げなきゃ大変だと患者を脅します。糖質制限では少なくない割合でLDLコレステロールが上昇します。それだけを理由に糖質制限は危険
糖質入りドリンクの大量摂取は若者の骨密度を低下させるかもしれない その1
若い人たちでも、この夏の暑い中、何のためらいもなく、脱水予防だと信じてスポーツドリンクを飲んでいる人がいます。そんなに簡単に脱水になんてならないのに、マスコミや企業に信じ込まされています。 今回の研究は、糖質入りドリンク
GLP-1受容体作動薬の自殺念慮のリスク
以前の記事「糖尿病薬?やせ薬?GLP-1受容体作動薬の副作用 その2 自殺リスク」で書いたように、米国食品医薬品局有害事象報告システム(FAERS)によると、2018年以降にGLP-1受容体作動薬のセマグルチドを服用して