ペインクリニックの外来で初診の患者さんが来ると、困ることが多々あります。それは物凄い数の薬をすでに飲んでいることです。多剤併用(ポリファーマシー)と言いますが、新たに何か薬を処方することが躊躇われてしまいます。 厚労省の
カテゴリー: 食事
糖質量を少し減らしただけでも血糖値変動は始めたその日から低下する
当たり前ですが、血糖値は糖質摂取で上昇します。糖質制限を始めれば、当然ですがすぐに血糖変動が低下します。段々と低下するのではなく、その日から低下します。 今回の研究では、糖質制限ではありませんが、糖質摂取量を少し減らし始
塩分制限で起こる程度の血圧低下なら炭水化物をタンパク質で置き換えることでも得られる
以前の記事「塩分制限で起こる程度の血圧低下ならタンパク質摂取量を増やすことでも得られる」では、タンパク質の摂取量を増やすことでいくらかの血圧低下が得られることを書きました。 今回は、無作為化比較試験のメタ分析で食事性タン
ケトン体は交感神経を活性化するか?
ケトン体と交感神経に関して、コメントを頂きました。ありがとうございました。 MCTオイルでケトン値が上昇するのは感じます。 脂質代謝が亢進しているのは、肥満で痩身のためには効果があり、アドレナリン分泌が増えていると説明
塩分制限で起こる程度の血圧低下ならタンパク質摂取量を増やすことでも得られる
食塩の摂取量と血圧の関係だけが取り上げられ、塩分制限が「ヘルシー」と誤解されています。血圧に影響する栄養成分は恐らく多因子です。なので、塩分ばかり悪者にするのは非常に違和感があります。 以前の記事「WHOは極端な塩分制限
塩分摂取量をアンケートから推測することはかなり難しい
前回の記事「WHOは極端な塩分制限を推奨しているけれど…」で、WHOは塩分の摂取量の推奨値を決める際に、食事アンケートを用いた研究をいくつも採用して、決定していることが問題であることを書きました。塩分(ナトリウム)に限ら
WHOは極端な塩分制限を推奨しているけれど…
塩分制限に関してコメントを頂きました。ありがとうございました。 WHOは一日の塩分摂取量5グラム以下と規定していますね。この5グラム以下と言うのは、明らかに塩分制限と言っても過言ではないと思います。 なぜWHOは、こんな
にくにくにくバーガーとジョセフィーヌドレッシングを食べてみた
ファストフードはいつもはほとんど食べませんが、以前より気になっていたモスバーガーの「にくにくにくバーガー」。そのスパイシー版「スパイシーにくにくにくバーガー」を食べてみました。月に1回、29日にしか販売していませんので、
潰瘍性大腸炎と糖質制限
日本の総理大臣は潰瘍性大腸炎を理由に退陣しました。これで様々な問題もうやむやになってしまうでしょう。問題があったことも時間がたてば国民は忘れてしまいます。 ところで、潰瘍性大腸炎は糖質過剰摂取と関係があるのでしょうか?先