前回の記事「結構久しぶりの糖質制限否定の記事だけど その1」に続いて、今日もこの糖質制限否定記事への突っ込みを入れたいと思います。(記事はここ) 3ページには次のように書かれています。 「肉は食べすぎると大腸がんのリスク
カテゴリー: 食事
結構久しぶりの糖質制限否定の記事だけど その1
東洋経済オンラインでは、江部先生の糖質制限の記事を載せたり、糖質制限反対派の記事を載せたりしています。どちらの側にも付いているわけではないのでしょうけど、どちらが正しいかは雑誌社が決めることではなく、読む側が決めれば良い
現代の医学は食事の重要性を忘れている
現代の医学において食事はただの毎日のエネルギー補給程度の意味しか持っていないでしょう。入院中の病院食のなんと貧弱なことか。病気や手術後の回復にタンパク質の必要性は増しているはずなのに、当然炭水化物が60%程度含まれた食事
脂肪分の多い食事は本当に消化が遅いのであろうか?
脂質は一般的に消化が悪いと考えられています。胃内の停滞時間については次のような時間を聞いたこともある人も多いと思います。(ここ参照) 炭水化物(ご飯・パン・麺)・・・2~3 時間。 タンパク質(魚・肉・卵・豆腐)・・・4
糖質過剰摂取で空腹になりやすく、糖質制限で空腹になりにくい理由
食欲というものは調整することが難しいと思っている人もいるかもしれません。しかし、糖質制限を始めると空腹感が起きにくくなります。それは血糖値の変動が少ないからだと思いますが、今回の研究ではそれを証明しています。 この研究で
歩くスピードが遅い人は新型コロナウイルス感染での死亡リスクが高い
歩くスピードは認知症や様々な死亡率の増加と関係しています。高齢者でスタスタ歩く方は若々しく見えるだけでなく、実際に元気であることが多いです。一方歩行が遅い人はやはり不健康であったり、筋力の低下が著しい方が多いと思います。
アルコール依存症の離脱とケトン食
アルコール依存症の人がアルコールから離脱するのに、禁断症状に苦しむことがあると思います。 アルコールを飲み続けると、脳の神経細胞はブドウ糖ではなく、アルコールの代謝産物である酢酸ばかりをエネルギー源として利用するように変
糖尿病や糖尿病予備軍は軽度認知機能障害から認知症になるスピードを加速させる
アルツハイマー病は3型糖尿病だと考えています。糖質過剰症候群です。糖質過剰摂取を続けていれば、認知症リスクは非常に高まってしまいます。 軽度認知障害の状態から認知症になるまでのスピードは、糖質過剰摂取を続けているとどうな
牛乳はインスリン分泌を大きく増加させる
小さい頃、背が高くなりたくて牛乳をたくさん飲んでいました。しかし、結果的には今はちんちくりんのおじさんです。遺伝だとは思いますが、もう少し背が欲しいと若い頃には思っていました。 子供の頃は「成長」と言いますが、大人になる
肥満に対する手術の適応
肥満診療ガイドラインというものがあります。それには違和感たっぷりなのですが、さらに、日本肥満症治療学会、日本糖尿病学会、日本肥満学会は合同で、肥満の2型糖尿病患者において糖尿病の寛解、薬物治療の減量・中止などの効果が期待