前回の記事「糖尿病診療ガイドライン2019の残念な食事療法 その1」では、新しい糖尿病の診療ガイドラインの食事療法について、特に糖質に関する項目を取り上げました。 今回のガイドラインにその他のタンパク質、脂質についての項
カテゴリー: 食事
糖尿病診療ガイドライン2019の残念な食事療法 その1
皆さんはもう糖尿病診療ガイドライン2019を読んだでしょうか?その中の食事療法の項目を読んで、どのような感想をお持ちでしょうか? 「各栄養素についての推定必要量の規定はあっても、相互の関係に基づく適正比率を定めるための十
食べられないときに筋肉は分解されるのか?
タンパク質分解についてコメントをいただきました。 テーマから少しズレると思いますが。 「タンパク質は食いだめできない」 と言われていますが、そこにどうしても疑問があります。 ヒトの体はエネルギー確保のために余剰栄養分を脂
糖尿病は糖質に対する反応不全?
糖尿病の本質はインスリンなのか、グルカゴンなのか、それとも別のものか?それは別のものでしょう。人間の進化の過程で獲得したメカニズムに適応していない食事が原因です。もちろん糖質過剰摂取です。 ただ、糖質とタンパク質に対する
乳がんに対するケトン食の効果
糖質はがんのエサです。しかし、通常の病院での食事は糖質過剰の食事です。糖質を抑える気はありません。それどころか元気を付けるために食べられるものは食べて良いというスタンスのことも多いでしょう。がんに対しケトン食なんて考えて
うんこの中のにはプラスチックがいっぱい!
私たちは知らず知らずのうちにプラスチックを摂取しています。フィンランド、オランダ、ポーランド、オーストリア、イタリア、英国、ロシア、日本の各国から1人ずつ参加者を集めて、うんこを調べてみると、そこにはプラスチックがいっぱ
頻繁に食べること自体が有害である
間食を含めた1日の食事回数は何回ですか?私は通常の食事はほとんどの場合2回です。朝と夕食です。昼はチーズやナッツの間食を食べることもありますし、食べないこともあります。それ以外は栄養素の入っていない水分以外は何も口にしま
食料政策に大きな影響を与える闇の組織
「NewYorkTimes」の記事によると、闇の企業グループが世界の食料政策を形作っているようです。食品および飲料会社が資金を提供している組織は、砂糖入りの食品や加工食品の規制と密かに戦っています。(原文の記事はここ)
子供の機能性腸疾患にも低FODMAP食は有効かもしれない
過敏性腸症候群などの機能性腸疾患は多因子性だと考えられていますが、糖質過剰症候群の一つだと考えています。このような機能性腸疾患は子供でも珍しくありません。 機能性腸疾患に対し、低FODMAP食を用いると非常に有効だという
環境問題と食肉とビーガン
どこかの国の環境大臣の意味の分からない環境問題に対する「セクシー」発言よりは、余程多くの人に訴えかることができた16歳の女性の演説が話題になりました。 どこかの国の環境大臣は中身の無さを露呈してしまったのですが、さらにス