ロカボで有名な山田悟先生、この先生が唱えるロカボは中途半端で賛成はできませんし、ロカボの論文もまたショボい結果です。 今回、山田先生が良い論文を出してきました。まだプレプリントなので注意が必要です。 今回の研究では、心血
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喘息などの薬のモンテルカスト(シングレアおよびキプレス)の危険な副作用
多くの親は、子供が何らかの病気になったときに、心配で不安になり、専門家である医師を信じ、頼ろうとするでしょう。そして、その医師が出した薬がまさかひどい副作用を起こすなんて、ほとんど考えないでしょう。選択的ロイコトリエン受
ケトン食は高血圧のリスク上昇と関連している?
タイトルで人を騙すのはやめようよ!もういい加減、このレベルの論文を査読で通すのは止めようよ。 糖質制限もケトン食も血圧を低下させます。いくつもの研究で示されています。(「高血圧、耐糖能障害、肥満の3つを抱える人に対する糖
マウスウォッシュは止めよう その5 クロルヘキシジンが口腔内環境に与える影響
人間は細菌たちに守られて生きています。腸には腸内細菌叢があり、それのバランスが崩れると様々な症状、疾患を起こしますし、皮膚にも細菌がいて皮膚を守ってくれています。一時期アホなほど流行った手指消毒は皮膚の細菌を殺し、自分の
欧州肥満学会が凄い進歩 ケトン食やインターミッテントファスティングを推奨?
欧州肥満学会(EASO)はこの度、過体重または肥満およびがん患者の管理のための医療栄養療法に関する意見表明を出しました。その中身を見てみましょう。 「Obesity, a chronic and multifactori
糖質制限5年間の結果 ちょっと残念だけど標準治療よりは断然良い
以前の記事「糖質制限5年間の残念な結果」で取り上げた学会発表の内容が論文化されました。以前の記事「糖尿病に対する1年間の食事による生理的ケトーシスのパワー」「2型糖尿病に対する糖質制限の長期的効果 2年間でも圧倒的! そ
時間制限食や食事のタイミングだけでも代謝は変わる
いまだに世の中では、体重の増減はエネルギー(カロリー)の増減によって起きていると思われています。そして、いまだにカロリーオフはヘルシーと言われています。 そうであるならば、時間制限食、食事回数を少なくするなどでは、決して
オメガ3のEPA製剤、サプリは心房細動のリスクを上げる
必須脂肪酸の中のオメガ3脂肪酸は健康的だと思われています。もちろん私も健康的だとは思いますが、それを薬のEPA製剤やサプリで摂ることには懐疑的です。 ご存じの方も多いと思いますが、以前の記事「心血管リスクの高い人はオメガ
PPI(プロトンポンプ阻害薬)は子供のうつや不安を増加させる
以前の記事「不安やうつ病と胃食道逆流症(逆流性食道炎)との関連性」で書いたように、不安やうつ病と胃食道逆流症には関連性がありますが、胃食道逆流症があるからといって、PPI(プロトンポンプ阻害薬)を使用すると、余計にうつや
「糖質制限ダイエットは絶対やってはいけない3つの理由」って本当? その3 糖質制限はリバウンドする?
「その1」「その2」の続きです。 今回は糖質制限はリバウンドするのか?を見ていきます。その1、2と同様のネットの記事からのものです。(記事はここ) 「糖質制限は比較的すぐに減量を実感できるので、良いと信じている人が多い印