コレステロールを気にする人、高いLDLコレステロール値を見ると脅す医師は多いでしょう。しかし、そこでスタチンを処方されると2型糖尿病のリスクが高くなることはみなさんよく知っているでしょう。と言いたいですが、多くの人は知ら
カテゴリー: LDLコレステロール
心血管疾患と死亡率に対する修正可能な危険因子
5つの修正可能な危険因⼦は、⼼⾎管疾患と全ての原因による死亡に関連しているそうです。その5つの危険因子とはBMI、収縮期血圧、非HDLコレステロール、現在の喫煙、糖尿病だそうです。非HDLコレステロールって修正可能でしょ
糖尿病の期間が長くなるほど酸化LDLは増加する
LDLコレステロールを運ぶLDLの酸化は酸化ストレスの増加によって起こると考えられます。酸化ストレスは糖質過剰摂取による高血糖で特に増加するので、糖尿病では酸化LDLが増加しています。一方、糖尿病ではアテローム性動脈硬化
糖尿病におけるBMIとLDLコレステロールの関連
糖尿病では心血管疾患のリスクが高いにも関わらず、LDLコレステロールは高くないことが多いです。 今回の研究ではBMIとLDLコレステロールの関連を分析しています。対象は30歳から70歳までの2型糖尿病患者2,500人です
冠動脈のプラークは低LDLコレステロールと関連している
本当に心血管疾患がLDLコレステロールが原因であり、冠動脈のプラークがLDLコレステロールが高いほどできるのでしょうか? 今回の研究では、2007年7月から2017年12月までの間にサウジアラビアの心臓センターに受診し、
冠動脈疾患でインスリン抵抗性を指摘する医師はどれほどいるであろうか?
冠動脈疾患をはじめ心血管疾患は糖質過剰症候群です。それらの疾患を患った時に、診察した医師が「どんな食事をしているか?」をちゃんと聞いているでしょうか?「インスリン抵抗性」という言葉を発する医師がどれほどいるでしょうか?
空腹時血糖とコレステロールと肝臓がんのリスク
糖質はがんのエサです。血糖値の上昇はがんのリスクを増加させるでしょう。また、以前の記事「LDLコレステロールが高いとがんのリスクは低下する」で書いたように、コレステロールの低下はがんのリスクを増加させるでしょう。LDLコ
LDLコレステロールは心血管代謝危険因子ではない
脂質異常症の診断基準は現在次の表のようになっています。(表はここより) LDLコレステロール 140mg/dL以上 高LDLコレステロール血症 120~139mg/dL 境界域高LDLコレステロール血症 HDLコレステロ
糖質制限での遊離脂肪酸の増加
糖質制限をするとLDLコレステロールと共に遊離脂肪酸も増加します。恐らく糖質をエネルギーにしないので、常にエネルギー源である脂肪酸を循環させているのではないかと思います。 今回の研究では32人の健康な(?)肥満の人(平均