日本臨床内科医会のホームページにはタンパク尿について次のように書かれています。 タンパクはからだにとって大切な構成成分ですから、健康であればほとんど尿に混ざりません。しかし腎臓に病気が起きると、ろ過機能をもつ糸球体 をタ
カテゴリー: スタチン
心血管疾患の一次予防でLDLコレステロールを低下させることは意味がない
急性の冠動脈疾患、心血管疾患はLDLコレステロールが高い人に起きるわけではありません。(「LDLコレステロール値は役に立たない」「急性冠症候群のLDLコレステロールは低い方が死亡リスクが高まる」「LDLコレステロールは心
スタチンと不眠症および悪夢
スタチンには様々な有害な副作用がありますが、睡眠に関しても副作用があるようです。 ある研究では、スタチン使用での不眠症の報告オッズ⽐(ROR)は3.3でした。(ここ参照)つまり、他のすべての薬剤と比較して、スタチンでは不
肥満医学協会と全米脂質協会による専門家の共同レビュー2024
「Obesity, dyslipidemia, and cardiovascular disease: A joint expert review from the Obesity Medicine Associatio
LDLコレステロールが低くVLDLコレステロールが高い方が心血管疾患のリスクが増加する
LDLコレステロールが低ければ低いほど良いと思っている人は後を絶ちません。洗脳が深く、コレステロールは悪としか思わないのでしょう。そのことが不必要な薬やサプリに簡単に誘導されることにつながります。 今回の研究では、40歳
PPI(プロトンポンプ阻害薬)と原因別死亡リスク
PPI(プロトンポンプ阻害薬)とスタチンはマッチポンプ薬の二大巨頭です。特にPPIは様々な疾患リスク、死亡リスクを高めます。(「PPI(プロトンポンプ阻害薬)は死亡率を増加させる」「PPI(プロトンポンプ阻害薬)は様々な
PPI(プロトンポンプ阻害薬)だって腎機能障害を起こすのに
サプリや健康食品が健康被害を起こすと大騒ぎです。しかし病院で処方されている薬は大丈夫ですか? 以前の記事「PPI(プロトンポンプ阻害薬)は腎臓にも良くない」「PPI(プロトンポンプ阻害薬)は慢性腎疾患や末期腎不全を増加さ
紅麴とロスバスタチンと腎機能障害(2024.03.31訂正)
小林製薬のサプリによる腎機能障害について、先日青カビ由来「プベルル酸」を検出したことが報道されました。(ここ参照) ただ、検出しただけで、これが腎機能障害を起こしたかどうかは全くわかりません。 紅麹には元々、天然のモナコ
コレステロールとスタチンとパーキンソン病のリスク
LDLコレステロールが高いと健康に良くないと洗脳されているため、何が入っているかよくわからないサプリを飲んで、逆に健康を害してしまった人が何人もいるようです。 サプリは基準や検査などが甘いので、安全基準、品質管理などが非
スタチンは筋肉のミトコンドリア呼吸能力を徐々に低下させる
多くの人がただ単にLDLコレステロールが高いという理由でスタチンという薬を飲まされています。このスタチンは筋肉障害が高率に起きます。 今回の研究では、アトルバスタチンを80mg/日という高用量で使用した場合の、筋肉のミト