私はほとんどの病気は糖質過剰摂取が原因だと思っています。そして、糖質制限をすれば非常に多くの病気は改善または寛解するとも思っています。 今回の報告は非常に衝撃的であるとともに、やっぱりな、という思いが両方ありました。 筋
カテゴリー: スタチン
長期の糖尿病でもあきらめないで糖質制限
当然、糖尿病と診断されて早ければ早いほど糖質制限で寛解になる確率は高いでしょう。しかし、長期の糖尿病で、インスリンなどが必要な状態でもあきらめずに糖質制限を行うことは非常に意味があります。 今回の研究では、6か月間糖質制
スタチンの副作用は心臓にまで起こる
スタチンは様々な副作用をもたらします。副作用のない薬はないのですが、許容範囲の副作用であれば仕方がないと思うかもしれません。 例えばちょっとした眠気、腹部膨満感などが一時的であれば良いと思う人もいるでしょう。しかし、その
スタチンによる腱障害および再現性
以前の記事「スタチンは筋肉障害だけでなく腱障害のリスクを高める」で書いたように、スタチンは筋障害だけでなく、腱障害のリスクが高くなります。いくつかの研究で、それが相関関係ではないことを示しています。 1990年から200
スタチンは筋肉障害だけでなく腱障害のリスクを高める
スタチンの筋肉障害の副作用は有名ですが、筋肉だけではなく「腱」にも有害な副作用がある可能性が高いです。 今回の研究では、韓国の国民健康保険サービスのデータベースを使用して、2002年に合計594,130 人の参加者がこの
除脂肪体重ハイパーレスポンダーの糖質制限によるLDLコレステロール上昇と冠動脈疾患リスクの関連
以前の記事「糖質制限でLDLコレステロールが大きく上昇する人の特徴」で書いた、LDLコレステロール200mg/dL以上、HDLコレステロール80mg/dL以上、および中性脂肪70mg/dL以下である「除脂肪体重ハイパーレ
ナイアシンとインスリン抵抗性
以前の記事「ナイアシンは安全か? その1」で、ナイアシンの耐糖能に対する有害性について書きました。ナイアシン5年間で当初非糖尿病患者43人あたり、1人が糖尿病を患うことになります。これはスタチンと同様かそれ以上です。(ス
LDLコレステロール低下療法をもう一度見直す
現在の臨床試験でも信用できませんが、2004年以前の一部の臨床試験は様々な問題があり、2005年以降臨床試験の新しい規制規則が適応されました。スタチンも初期のころの研究では大きな死亡率の改善が報告されていますが、2005
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病名が変わるけど…
非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD:nonalcoholic fatty liver disease)は、以前の記事「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に代わる新たな概念 名前や概念が変わってより糖質過剰症候群で
症状が無くても血糖値が高いと冠動脈のプラークが増加する
心臓の専門家はLDLコレステロールに固執しています。一部の人はコレステロールは関係ないと気づいているでしょうが、学会やガイドラインには逆らえないのでしょう。 今回の研究では、耐糖能の状態、つまり正常血糖または前糖尿病また