日焼け止めは皮膚がんのリスクを上げる

温かい気候になり、これから夏に向かって行くと、マスコミなどが日焼け対策を必死に啓蒙します。私はランニングをするとき、全く日焼け対策をしませんので、こんがりと焼けています。

皮膚科や美容業界は、日光が有害なものだと洗脳をしています。そして、紫外線を防ぐ日焼け止めを強く推奨します。日光を避けて皮膚がんを防ぐということが当たり前のように信じられています。では、日焼け止め、本当に効果があるのでしょうか?

今回の研究では、イギリスのバイオバンクのデータを分析しています。基底細胞がん(BCC、17,221人)、皮膚扁平上皮がん(cSCC、2,331人)、メラノーマin situ(メラノーマ細胞の増殖が表皮内に限局されるもの)(M-is、1,158人)、浸潤性メラノーマ(M-inv、3,798人)、健常対照群(448,164人)を調べました。(図は原文より)

上の2つの図は、様々な因子が皮膚がんに与えるリスクを示しています。上の方の図は赤というか茶色の色が濃いほどリスクが高く、白は健康な対照群と比較してリスクに差がないことを示し、青色は濃いほど疾患リスクの減少を示しています。下の図は実際のリスクの値を示しています。肌の色は省略して、まずは日焼けについて、上の図のTanというのが日焼けです。日焼けは軽いものからこんがりと焼けているものまで、全て皮膚がんリスクが減少しています。そして、日焼けの程度が強いほどリスクの減少は大きくなっていて、最も日焼けしている人は、日焼けしていない人と比較すると、BCCは0.66倍、cSCCは0.59倍、M-isは0.59倍、M-invは0.48倍です。最も悪性のM-invはすごく日焼けしている人はリスクは半分以下ですね。

では、日焼け止めの使用について見てみましょう。上の図のSunblockというのが日焼け止めの使用です。ときどき、ほとんどの場合、いつも、に分けていますが、使用頻度高いほど茶色が濃くなっています。つまり頻繁に日焼け止めをすることは皮膚がんのリスクが高くなることを意味します。いつも日焼け止めを使用している人は、使用しない人と比較して、BCCは2.40倍、cSCCは2.26倍、M-isは3.58倍、M-invは3.92倍です。

さらに全く屋外への露出がない(No outdoor exposure)と、BCCは1.26倍、cSCCは1.85倍、M-isは1.55倍、M-invは4.32倍です。

太陽の恵みをいっぱい浴びて、日焼け止めは全く使わず、こんがり日焼けした方が皮膚には有益であることがわかります。

そもそも、日焼け止めのSPFの数値なんて信用できません。(ここ参照)オーストラリアで市販されている20種類の日焼け止めを調べたところ、16種類が表示の数値以下でした。酷いものではSPF50と書かれているのに実際には4しかありませんでした。

そして、日焼け止めは化学成分がたっぷり含まれています。それは皮膚に留まるだけではなく、血中に入り込みます。(ここ参照)そして、非常に長い間、皮膚に残存します。日焼け止めの製品のすべての試験成分の全身曝露は、1 回塗布でFDAが推奨する0.5 ng/mL を超え、塗布後 23 時間まで閾値を超えたままでした。すべての試験成分の全身曝露は、アボベンゾン、オクチサレート、オクチノキサートでは最大 7 日、オクトクリレンでは 10 日、ホモサレートとオキシベンゾンでは 21 日まで、参加者の 50% 以上で 0.5 ng/mL を超えたままでした。

こんなリスクの高いものを毎日必死に塗っている人、子供に塗りまくっている親、よく考えましょう。

「Gene-Environment Analyses in a UK Biobank Skin Cancer Cohort Identifies Important SNPs in DNA Repair Genes That May Help Prognosticate Disease Risk」

「英国バイオバンクの皮膚がんコホートにおける遺伝子・環境解析により、疾患リスクの予後予測に役立つ可能性のあるDNA修復遺伝子の重要なSNPが特定された」(原文はここ

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