糖尿病薬のSGLT-2阻害薬はいくつもの利点が強調されています。しかし完全に安全な薬は存在しません。アメリカのFDA とカナダ保健省は、SGLT-2阻害薬によって引き起こされる急性膵炎の危険信号の可能性を相次いで(201
カテゴリー: スタチン
中性脂肪と心血管疾患
スタチンが世の中で出回るようになり、関心はLDLコレステロールにばかり向いてしまっています。しかし、私は中性脂肪が最も重要だと考えています。 中性脂肪は空腹時だけでなく非空腹時でも上昇すると心血管疾患のリスクは増加します
コレステロールにはパラドックスがいっぱい
またまたパラドックスです。脂質異常症は一般的には心血管疾患のリスク因子と考えられていますが、死亡率はどうなっているのでしょうか? 今回の研究では平均59.7歳の男性1,479人を対象としたものです。そのうち779人 (5
SGLT2阻害薬と多発性嚢胞腎
コメントをいただきました。 多発性嚢胞腎で、クレアチニン1.8の50代女性です。糖質制限がよいとのこと。フォシーガを検討してみようと思っています。多発性嚢胞腎にも良い薬なのでしょうか? SGLT2阻害薬は非常に色々な有益
スタチンはがんのリスクを増加させる可能性
スタチンは多くの人に処方されてしまっています。しかし、スタチン治療とがんの関連はいくつも指摘されています。(ここ参照) スタチンの中のシンバスタチンの試験では、2つの試験のそれぞれでは有意な関連ではありませんでしたが、2
薬で検査データを変えるだけでは健康にはなれない
数字合わせをしても健康になるわけではありません。検査データは様々な疾患の発症や状態を推測でき、非常に有用ではありますが、データだけ良くしても疾患が改善するとは限りません。 今回の研究ではペマフィブラート(商品名パルモディ
食事による脂質および飽和脂肪酸の摂取量が多いほど心血管疾患のリスク因子が低下する
フラミンガム研究という有名な研究があります。それは1948年当時アメリカ人の死亡原因の1位であった心血管疾患の原因を探るために、フラミンガムという町において、そこに住む健康な男女5209人を対象として長期の疫学研究を行っ