日々診療を行っていて、いつも疑問に思うことがあります。それは高齢者の患者さんで本人やその家族の方が、何のために薬を飲んでいるのかわからない方が非常に多いことです。 こちらが患者さんの飲んでいる薬に疑問に思って、それについ
カテゴリー: 病気
高齢者は安静にしすぎると、筋肉の回復が難しくなる
高齢になってくると当然筋肉が落ちてくるのは仕方がないことだと思います。しかし、だからと言って、休んでばかりいるとさらに筋肉の低下は進んでしまいます。若い人と比べて、一旦落ちてしまった筋肉を戻すことは非常に難しくなります。
ニュージーランドのスーパーマーケットでは子供に糖質入りドリンクの販売を止めた
ニュージーランドのスーパーマーケットのフレッシュチョイスリッチモンドは、学校の制服の子供が清涼飲料水、味付けしたミルク、ジュースを授業前と授業中に購入することを認めないこととしました。 「Supermarket cuts
糖質を摂ると乳がんの再発リスクが高くなる!
以前にも「血糖値の上昇は乳がんの予後を悪化させる」「乳がんで糖質制限をした方が良い理由」で記事にしたように、乳がんと糖質の関連は非常に高いと考えられます。今回はまた別の研究です。 乳がんの再発リスクと糖質摂取量が関連して
肥満の「炭水化物-インスリンモデル」
我々はなぜ、ついつい食べ過ぎてしまうのでしょうか?なぜいつも空腹感を感じているのでしょうか?そしてなぜ太ってしまうのでしょうか? 摂取カロリーと消費カロリーで考えていては本当の答えは見つからないでしょう。 食べ過ぎがカロ
イギリスの病院では患者とスタッフの健康のために砂糖の入った食品や飲料の提供を禁止している!
イギリスのNHS病院の一つである、Tameside病院では全ての甘い食べ物と飲み物の提供を禁止しているそうです。 今年の7月からイギリス全体のNHS病院では、砂糖入りの飲み物の販売を禁止することになっているそうですが、T
ファイザーは認知症の薬の開発をあきらめた
ウォールストリ-トジャーナルによると、製薬会社ファイザーはアルツハイマー型認知症やパーキンソン病の治療薬の開発をあきらめたそうです。 「Pfizer Ends Hunt for Drugs to Treat Alzhei
塩分を制限することによる血圧の低下は、たった1!
塩分控えめが、健康に良いという方がいますし、食品業界も塩分控えめ商品をたくさん出しています。しかし、本当に塩分は控えめの方が良いのでしょうか? 様々な臨床試験をくまなく収集し、評価し、分析を行っているコクランによれば、正
LDLコレステロールは本当に動脈の血管内腔から血管内皮を通って、アテローム性動脈硬化を起こすのか? その1
LDLコレステロール値は心血管疾患と関連性が乏しいと考えらています。重要なのはLDLコレステロールの値ではなく、大きさが問題であると考えられています。糖質制限をすると確かにLDLは大きなふわふわした粒子になり、糖質過剰摂
オーストラリア医師会は砂糖摂取に対する非常に強い声明を発表した!日本も少し見習うべきでは?
オーストラリア医師会(AMA)は今回、砂糖の摂取に対する非常に強い声明を発表しました。 「オーストラリア人の栄養と食生活を改善することは、政府のすべてのレベルにとって最重要課題になる必要があります。」と述べ、さらに20以